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二期生会のページ

募集・情報

2015年度「二期の会」活動計画

「二期の会」の2015年度の活動計画は下記の通りです。
RSSC修了後も親睦と絆を深める一助になればと下記のとおり企画しましたので、
皆様どうぞ奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

1.役員
  代表:藤田  副代表:小杉、 事務局長:福田 
世話役:秋吉、坂元、深瀬、山田、森、宮下、山﨑、江端
深野、川口、平澤、法橋、内藤(婦)、北澤、名古屋、佐藤(晴)


2.活動計画

活  動  内  容

担 当

4月

二つの川沿いの連なる桜を楽しむ

北澤、秋吉、小泉、小杉

5月

同窓会総会    5月29日(金)18時~
  第一食堂 1~7期生   講演会、懇親会
御守、秋吉

6月

新緑の清里合宿  6月17日(水)~18日(木)
  自然体験プログラム
 現地集合・解散― 小海線ローカル列車の旅
鈴木ゼミ、古賀ゼミ
笠原ゼミ

7月

社会科見学(鉄道博物館) 山崎、西野、福田

適宜

中央線 徒歩巡り 藤田、小泉、秋吉

適宜

都内巡る会
  都立9庭園巡り、 文士村巡り 
 川巡り(江戸川;柴又・矢切の渡し他)
小杉、平澤、北澤、江端、法橋

9月

講演会 (立教大学、RSSC先生) 藤田、秋吉、深瀬
適宜 古典芸能鑑賞会:狂言・文楽・歌舞伎・落語 島田
川越小江戸散策 江端、森、名古屋、平澤

11月

紅葉散策:国立極地研究所と国営昭和記念公園解散
小杉、秋吉、福田
1月 大相撲初場所とちゃんこ 秋吉、深瀬、山崎、福田

3月

二期の会総会&懇談会 小杉、山田、秋吉、福田他


3.お願い
 新しいイベントの提案、各イベントのお手伝いいただける方を募集しています。

4.RSSC同窓会ホームページ二期生のコーナー紹介
 活動計画、報告が掲載されています、ご利用下さい。今後も案内、報告をアップします。                    http://www.rssc-dsk.jp/sub4.html



2014年度「二期の会」活動計画

「二期の会」の2014年度の活動計画は下記の通りです。
RSSC修了後も親睦と絆を深める一助になればと下記のとおり企画しましたので、皆様どうぞ奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

1.役員
  代表:藤田  副代表:小杉、 事務局長:福田 
  世話役:秋吉、坂元、深瀬、山田、森、宮下、山﨑、深野、川口、平澤、法橋、内藤(婦)、北澤、
  名古屋、佐藤(晴)

2.活動計画

活  動  内  容

担 当

5月

同窓会総会   5月16日(金)18時15分~
 (5号館アイビー)  1~6期生   講演会、懇親会

御守、秋吉、深瀬

5月 新緑の秩父路散策  5月27日() 森、平澤、名古屋、江端

6月

山手線徒歩巡り(品川~渋谷)  68日(日) 藤田、小泉、島田、秋吉

7月

社会科見学(震災関連等) 山田、小杉、福田

9月

講演会 (立教大学、RSSC先生) 藤田、秋吉、深瀬
適宜 古典芸能鑑賞会:狂言・文楽・歌舞伎・落語 島田

10月

ホームカミングディ 10月19日(日)

奈良旅行  1泊2日 現地集合・解散
 飛鳥(飛鳥寺、藤原宮跡他) 
 斑鳩(法隆寺、中宮寺他)
山﨑、川口、秋吉、森
秋の横浜散策 秋吉、齋藤、清岡

3月

二期の会総会&懇談会
小杉、山田、秋吉、福田他

*清里合宿:5年実施したので今年は実施せず 2015年6月に新緑の清里合宿とします。
  次回は清里周辺をじっくり散策する。担当は鈴木ゼミ、古賀ゼミ、笠原ゼミ。

3.お願い
 新しいイベントの提案、各イベントのお手伝いいただける方を募集しています。

4.RSSC同窓会ホームページ二期生のコーナー紹介
 活動計画、報告が掲載されています、ご利用下さい。今後も案内、報告をアップします。                    http://www.rssc-dsk.jp/sub4.html


「単身ネット」の講演会のご案内
二期生の浅賀はるみです。
おひとりさまの当事者会である「単身ネット」が「健康」をテ―マに講演会を開催することになりました。セカンドステージ大学の皆様でテーマにご関心がある方にぜひご参加いただきたいと思い、ご案内させていただきました。
同窓会でのPRをぜひお願い出来ればと存じます。 どうぞ宜しくお願いいたします。
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平成26年度品川区区民プロデュース型講演会
  テーマ:「元気はつらつ健康入門」: これから迎える高齢期をいかに元気に過ごせるかを学びます。

   講演会のパンフレットのダウンロードはこちら→講演会パンフレット

                         記
日時:   ① 平成26年11月16日(日) ②平成27年2月7日(土) *全2回の連続講演会です。
          時間は14:00-16:00 (13:30受付開始)
会場:   五反田文化センター 第一講習室
対象:   テーマに関心がある方
費用:   無料
募集定員: 100名(抽選)
申込方法: 10月31日(金)までに往復はがきに「単身ネット」とし、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号をご記入の上、〒140-8715 品川区広町2-1-36 品川区文化スポーツ振興課文化振興係 までお申込みください。      
  
講演内容:   ①11月16日: コラーゲンの老化は万病の元
コラーゲンの老化がもたらす身体への弊害を学び元気で高齢期を迎えるため、その予防から
人工関節手術までを学ぶ
           講師: 斎藤充  東京慈恵会医科大学准教授 
         ②平成27年2月7日: アンチエイジング:
           いきいき伸ばそう健康寿命
           介護施設のお世話にならないで長生きするための新しい和食(栄養学)のすすめ
           講師: 神田裕子 東京医療保健大学准教授

問合せ先:  ・申し込みについて 品川区文化スポーツ振興課文化振興係℡03-5742-6836
         ・内容について    単身ネット 浅賀 ℡08030921921
アクセス:    五反田文化センター(品川区西五反田6-5-1)
         JR山手線、都営浅草線、東急池上線「五反田駅」徒歩15分
          東急池上線「大崎広小路駅」徒歩10分、   東急目黒線不動前駅徒歩7分

            

主催:品川区、 運営:単身ネット (http://tanshinnet.wix.com/home)


二期の会総会ご案内
2014年1月10日
             二期の会総会のご案内
二期の会の皆様へ  
                         
寒さ厳しき折、皆様には如何お過ごしでしょうか。
さて、二期の会の総会について、下記の通りご案内いたしますので、是非ご参加くださいますよう
よろしくお願いいたします。

1.開催日   2014年3月28日(金)
2.時 間   午前11時30分より午後2時まで
3.場 所   リビエラ東京(池袋)
4.会 費   2.500円
参加・不参加のご連絡を2月10日(月)までに下記にご連絡ください。
* 連絡先  秋吉秀人 アドレス akiyoshi@rssc-dsk.jp
二期の会の2014年度の活動計画を検討中ですので、皆様からの積極的なご提案をお待ちしています。
               二期の会代表  藤田哲三


二期の会【2013年度 清里合宿】のお知らせ
                                 2013年7月14日

           RSSC 二期の会【2013年度 清里合宿】のお知らせ

二期の会のみなさま
 連日記録的な猛暑が続いておりますが、みなさま元気でお過ごしのことと存じます。
昨年同様10月に清里合宿を行いますが、このほどプランが纏まりましたので早速ご案内致します。
美しい紅葉と秋の味覚を堪能し、語り合う時間を存分に共有したい…そんな楽しい機会にしたいと
思います。
みなさまの多数ご参加をお待ち申し上げます。
  
「日程概略」(予定)
<1日目 = 10月23日(水)>  ※8:00 池袋(芸術劇場前) 出発
  ・午前    諏訪湖ゾーン観光   (「諏訪大社」参詣ほか)
  ・昼食    「レストランくらすわ」 (養命酒製造㈱が新たに手掛けるレストラン。
          信州十四豚(ジューシーポーク)と有機野菜がおいしい素敵なお店です。地元での評価は
          高くランチは連日満席。下見で試食した幹事一同(6名)納得のお味でした!!
  ・午後    「北澤美術館」見学    ※レストランより徒歩5~6分
          (当日は特別展「エミール・ガレ」開催中です。永久の命を照らし続けるという作品
          《ひとよ茸ランプ》にも出会えます)
  ・清里「清泉寮」到着   16:00頃
  ・夕飯後はお楽しみ懇親会

<2日目 = 10月24日(木)>
  ・朝食  →  ゆっくり清泉尞を出発 (あのソフトクリームも食べられます)
  ・午前   「根津記念館」見学 (国登録有形文化財。鉄道王・根津嘉一郎の元邸宅)
  ・昼食   「フルーツパーク富士屋ホテル」レストラン (笛吹川を見下す丘の上に聳えるリゾート
         ホテルの特別室にて和食コース。ここからの富士山、南アルプス、甲府盆地の眺めは絶景、
         大パノラマの世界です)。
  ・午後   「道の駅 とよとみ」帰路立ち寄り (地元の一押し店でお土産ゲット)
  ・池袋到着 16:00頃の見込み → 解散
「参加費」: 27,000円   (注)参加人数により多少変更有り
「出欠の連絡」について: (最終確認は9月末に再度行います)
   手配の都合上 7月31日(水)までに以下メールアドレスへ必ず返信願います。
   ※送信先= 深野みどり:fukano@rssc-dsk.jp

<問合せ先&幹事>:庄司・千石・坪野谷ゼミ(各委員) + 二期の会(秋吉・福田・山田)


2013年度「二期の会」活動計画
「二期の会」の2013年度の活動計画は下記の通りです。
RSSC修了後も親睦と絆を深める一助になればと下記のとおり企画しましたので、皆様どうぞ奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

 
1.役員

代表:藤田  副代表:小杉、 事務局長:福田 
世話役:秋吉、江澤、坂元、深瀬、山田、森、宮下、中田、深野、川口、平澤、法橋、
      内藤(婦)、北澤、名古屋、佐藤(晴)

2.活動計画

活  動  内  容

担 当

5月

同窓会総会(第一食堂)5月17日(金)18時15分~
1~5期生   講演会、懇親会

山田、深野、秋吉、小杉、福田
5月 新緑の箱根散策 清岡、中田、小杉

通年

山手線 徒歩巡り(複数回開催)

藤田、小泉

7月

羽田空港 航空会社整備場見学と羽田国際空港ビル

秋吉、内藤、北澤、宮下

9月

講演会 (RSSC先生)

深瀬、深野、川口

適宜 古典芸能鑑賞会:狂言・文楽・歌舞伎・落語 島田

10月

ホームカミングディ     10月21日(日)

10月

清里合宿(清泉寮)  10月23日(水)~24日(木)

坪野谷ゼミ、庄司ゼミ、千石ゼミ
11月 秋の紅葉狩 平澤、麻生、北澤

12月

目黒自然教育園、五百羅漢&雅叙園ランチ

小杉、坂元、福田

1月

今後検討

森、名古屋、法橋

3月

二期の会総会&懇談会

山田、佐藤(晴)、秋吉他

 

3.お願い
新しいイベントの提案を募集しています。
各イベントのお手伝いいただける方を募集しています。


4.メールアドレス変更時は連絡をお願いします
メールアドレス変更時は同窓会ホームページにアクセスし「同窓会への連絡」を開き「メールアドレスの変更」で新しいアドレスを登録してください。
       http://www.rssc-dsk.jp


清里合宿のお知らせ~紅葉・味覚(果物狩り)・文学・歴史~
本年は多くの皆様の希望で清里・八ヶ岳の紅葉鑑賞をメインとし、秋の味覚のりんご・甘柿狩、紅葉中の信州小諸懐古園の散策、日韓の架け橋として活躍された陶芸家の淺川兄弟資料館見学等バラエティーに富んだ企画をいたしました。

1.日程概略
2012年10月24日(水)  
8:30 池袋発昼頃 軽井沢で昼食
13:00 小諸懐古園
16:30 清里(清泉寮)
18:00 夕食
19:00 星空鑑賞

10月25日(木)  
9:00 清里発  
9:30 浅川巧記念館
11:00 りんご狩後昼食
16:30 池袋着

2.費用 
1人約25,000円(参加人数等により若干の前後有り)

3.参加・不参加の連絡
7月31日(火)までに、下記メールアドレスまで「参加」「不参加」の連絡をしてください。(最終参加確認は9月末に再度行います)
加納(臨時)メールアドレス kanou@rssc-dsk.jp

4.幹事団
上田ゼミ:加納・川口  佐野ゼミ:小杉・中田  北山ゼミ:佐藤・山越 佐々木ゼミ:宮下・山下本年は上記4ゼミが幹事です。現地の下見他事前準備等幹事ゼミの皆さんでお手伝いいただける方はご連絡下さい。(勿論幹事ゼミ以外の方でもお手伝いくだされば幸いです)幹事団の他、アドバイザーとして秋吉さん・福田さん・筒井さん・森さんにもご協力いただいております。

5.その他
浅川巧の歩いた道は没後80年になる今年、映画「道―白磁の人」になり、新宿バルト9、有楽町スバル座で7月6日までロードショー中です。

多くの皆様の参加をお待ちしています。

2012年度「二期の会」活動計画
「二期の会」の2011年度の活動に多くの皆様の参加いただき感謝申し上げます。
2012年度の活動計画は下記の通りです。
RSSC修了後も親睦と絆を深める一助になればと下記のとおり企画しましたので、皆様どうぞ奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

 
1.役員

代表:藤田、  副代表:小杉、 事務局長:秋吉 
世話役:江澤、坂元、深瀬、福田、山田、森、宮下、深野、川口、平澤、法橋、内藤(婦)、
     北澤(新メンバー)、名古屋(新メンバー)、佐藤(晴)(新メンバー)


2.活動計画

活  動  内  容

担 当

5月

・同窓会総会(第一食堂)5月18日(金)18時~
1~4期生   講演会、懇親会

山田、深野、秋吉、小杉、福田
5月 クリーン作戦参加 場所、日時は未定 北澤、小杉、江澤、深瀬

6月

明治神宮御苑の花菖蒲

山田、坂元

7月

講演会

平澤、福田、宮下、佐藤

適宜 古典芸能鑑賞会:狂言・文楽・歌舞伎・落語 島田

10月

ホームカミングディへの参加(21日)

深野、小杉、北澤

10月 清里合宿(清泉寮)
10月24日(水)~25日(木)
上田ゼミ、佐野ゼミ、北山ゼミ、佐々木ゼミ:加納纏め

11月

秋の目黒自然教育園&雅叙園ランチ

森、内藤(婦)、江澤、北澤

12月

メサイヤ鑑賞会 (東京芸術劇場)14日(金)

深野
1月 大相撲初場所観戦・ちゃんこ鍋 深瀬、川口、福田、秋吉

2月

お台場 科学未来館

名古屋、森、北澤

3月

二期の会総会&懇談会

宮下、平澤、秋吉、法橋

 

3.お願い
新しいイベントの提案及び各イベントのお手伝いいただける方を募集しています。

4.メールアドレス変更時は連絡をお願いします
連絡先:深瀬さん(fukase@rssc-dsk.jp)まで

5.RSSC同窓会ホームページ二期の会のコーナー紹介
活動計画、報告が掲載されています、ご利用下さい。今後も案内、報告をアップします。
http://www.rssc-dsk.jp/



活動報告など

二期の会 講演会報告 (2015年9月17日 実施)

二期の会では、年に一度講演会を実施しています。今年は看護師・救急救命士・医療コーディネーター・RSSC講師、役者など大活躍中の堀エリカ氏を迎えて講演会を実施した。
あいにくの雨天の中、20名の参加があり6年ぶりに熱心に先生の講演に耳を傾けた。今回先生が準備してくれた演題は、「健やかに心身を育むヒント」でした。先生は講演依頼を受けてからしばらく考えた末、われわれ二期生のテーマは「健やか」をキーワードにして話を進めようと決めたそうです。まず「健やかとは何か?」という質問から講義は始まった。
それに答えるのは難しく、心・身体などの健康? 先生は、WHOの健康の定義、「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。」を例に出された。
参加者は具体的に、運動・食事・睡眠・ストレスについて考えた。まず運動では、ウォーキング・水泳・ゴルフ・ヨガ・テニス・フラダンスなどをしているという例が出た。先生の場合は、毎日ラジオ体操を続けていて、その効果が出ているそうです。15分でも良いので継続的に続ける。次に食事の例では野菜・肉類などバランスよく採る、楽しく食べる、よく噛んで食べるなどでした。特に朝食を抜かないことが大切であるとのことでした。
睡眠については、5~6時間、7時間など個人差があるが、先生の場合は救急救命士の仕事上、3時間程度になることがありますと話された。以上すべて「バランス」「楽しく」などが健康に関係していると強調していました。その後、クイズ形式の資料の「心身に関する問題」を準備して頂き、そのクイズに対して参加者全員で考えた。

 
 <「健やかとは?」について講演中の堀エリカ先生 >


健やかに心身を育むヒントは、「何かにときめく」ことが大切。脳のジョギングをしながら、オシャレをしたり誰かとあったりするなど、ときめきを生活の中に入れていくと毎日の生活に変化があり楽しくなるのではないでしょうか。また、終末期を迎えるにあたりエンデイングノートの準備しておくことも大切。など多くのヒントが含まれた講演でした。
先生は今挑戦している事があり、10月31日(土)、11月1日(日)の二日間、二人芝居の公演「ねこになった少年」に出演することで、この日も夜その稽古が予定されていました。
さらに現在もっている夢は、都内23区内にホスピスをつくることで5年計画をし、目下その準備をされています。都内23区内にはホスピスが一つもないそうです。ホスピス事業は経済的に厳しい面があるそうですが、先生は5年後にはこの夢を実現する「ときめき」をもって毎日を送っているエネルギーを感じました。多くの「健やかな心身を育む」ヒントを考えた講演会でした。その後、先生を囲んでの懇親会を催し、とても充実した時間を過ごすことができました。           (世話人:藤田・小杉・福田・深瀬・秋吉(記))

 
 < 堀先生を囲んでの懇親会 >



二期の会 大人の社会科見学「鉄道博物館」 (2015年7月15日)

 朝からジリジリ照り付ける猛暑日の7月15日さいたま市にある鉄道博物館を見学しました。大宮で下車しニューシャトルで3分、便利の良い所です。7名が参加しました。
この鉄道博物館はJR東日本の創立2 0周年記念事業で万世橋前にあった交通博物館をさいたま市に移転し2007年に開館した。

     

     


館内ではボランティアガイドさんに案内をお願いし、明治時代の汽車・列車から大正、昭和に活躍したSL(蒸気機関車)、東京オリンピック開催の年に開通した0系東海道新幹線など現在に至るまでの鉄道歴史の説明を受けながら 実際に展示物を確認し、ガイドさんの情熱と気合の入った案内に興味が掻き立てられました。
 初期の蒸気機関車は電源を全く使用してないが、効率は5%しかなかったこと、客車にも1等車、2等車、3等車とあり、車体の帯の色で区別したこと。御料車(皇室用特別車)の豪華さ、そしてその御料車は戦時中は地方に分散して疎開させた事、戦後はマッカーサーが使った事等、実際の車両を目前にお聞きして感慨深いものがありました。
各時代の特急や通勤電車に実際に乗り、イスに座ってその座り心地、設備、空間を楽しみました。車両だけではなくその時代のプラットホーム・改札口・発車時刻の掲示版など昔われわれが目にしてきたものが展示されていた。ガイドのわかり易い解説をききながら、車両を中心に館内の展示物をたっぷり90分見学した後、鉄道模型のジオラマ解説ショーを見学して、博物館を後にした。
子供鉄博教室が8月末まで開催されていますが、熟年世代にとりましても楽しめ、大満足の鉄道博物館でした。        (世話人:秋吉・山﨑・西野・山下(記)・福田)



2015年 RSSC 二期生清里合宿 <自然体験 in 清里>

6月17日(水)~18日(木)一泊二日の「二期の会・第6回清里合宿」が清里・清泉寮で行われ30名が参加しました。今回は、初めて新緑の季節に実施し、現地集合、現地解散という企画でした。アクセス方法もさまざまで自家用車利用、電車利用、バス利用で来る人などが、清泉寮に14時に集合しました。第一日目はキープ協会の「自然体験プログラム」の参加と懇親会、二日目は各自の自主研修のスケジュールで実施しました。梅雨の季節でもあり、空模様が心配でしたが、二期生のパワーが勝ったのか、日中は晴れ間も覗くまずまずの天候でした。今回は久々に参加される方も多く、再会に喜びも倍増し二期の会の絆を確かめ、充実した時間を過ごすことができました。

 
 < 一日目 清泉寮・新館の玄関前  >


第一日目:“自然体験プログラム”
今回の合宿のテーマは「自然体験」でした。自然の中で耳を澄ましてみるとどんな音が聞こえるか。清里の自然を五感で感じる企画でした。14時30分より、2グループに別れ、レンジャーと一緒に森の中で自然を観察、40分ほど自然を楽しみましたが、途中で雷雨となり、屋内での活動になりました。レンジャーの出す自然に関する様々なクイズや自分達の作品(スライド・笹舟)などつくり等を通して、自然のもつ神秘性を知ることが出来、なかなか面白い企画であっという間に2時間が過ぎました。

   
 <自然体験プログラム>  <スライドに自分の作品作りなど>


“懇親会”
夕食を新館レストランでとり、清里のおいしい野菜、メインディッシュ、デザートをいただき、満足したあと新館ホールに移動して懇親会を行いました。この企画は準備委員会のみなさんのアイディアで行なわれ、男女別々のカードを引いて、四文字熟語を完成してペア作り席決めをしました。会長の藤田さんによる挨拶・乾杯で懇親会がスタートし、BINGOゲームに勝った人が10名選ばれました。このゲームには仕掛けがあり、参加者が何らかのパフォーマンスをやることになりました。その内容は、全員で「ラジオ体操」、「男性全員で童謡の輪唱 」などで、会が和やかに進んで行きました。
その後、ウクレレ演奏と歌、フラダンスのパフォーマンスが続き、ウクレレの伴奏とフラのメンバーのみなさんの指導で参加者全員がフラダンスを踊りました。
最後は、全員でスクラムを組んで「今日の日はさようなら」を合唱し、次回の清里合宿での再会を願い、小杉さんによる挨拶で閉会となりました。 

   
   


第二日目: “自主研修”
二日目は朝食を済ましチェックアウト後、自主研修に入りました。その研修は清泉寮でもう少しゆっくりされる方、ゴルフをされる方、小海線の車窓を楽しみ、善光寺参りされる方、美術館を訪れる方、まっすぐ帰られる方など、それぞれが次の目的に向かって清泉寮を後にしました。

 
  < 二日目 清泉寮・新館の玄関前  >



RSSCの原点ともいえる清泉寮で、新緑の自然を満喫し、仲間と素晴らしい時間を共有できたことに感謝した、清里合宿でした。          (世話人一同)



2015 震災支援ボランティア活動報告 「お楽しみ会」 (2015年5月21日)


                                                  2期生 藤波聖子  麻生 恵美子 

2011年以来、年に1~2回定期的に行っている震災支援ボランティアとして、2期生2名で岩手県大槌町の小鎚仮設住宅集会所を訪問し、お茶っこをメインとした「お楽しみ会」の活動を行った。


◆場 所;岩手県大槌町小鎚仮設住宅集会所  
◆内 容;おしゃべりや歌、座ってできる体操や脳が若返る指先健康法、
         トリック音読、音楽にあわせてのアテフリなど
◆時 間;午前10時~午後3時      
◆実施日;平成27年5月21日(木)
 


1釜石市中妻昭和園仮設
5月20日(水)午後釜石市に入り、以前に活動したことがある釜石市中妻昭和園仮設へ行く。
閑散としており集会所は施錠されていたので、丁度通りかかった釜石市社会福祉協議会支援員さんに声を掛けたところ「4月末に、入居者の半数位は復興住宅へ入居した」と教えてくれた。現在は支援員さん数名で毎日午後に見回りをしているとのことであった。
これまでの活動で顔見知りになった方の仮設のお住まいに支援員さんが案内してくださったので、外でご主人と立ち話をした。5月末に、釜石市街に新築した家に移られると嬉しそうに話され、趣味で描かれているスケッチブックの絵を見せてくださった。外出中の奥様とは夜に電話で話をすることができた。よかった…と思う反面、4年を経過して将来設計を立て前向きに歩き始めた人と先が見通せない人との間の格差や、また地域差が広がっているように感じた。

2小鎚仮設住宅での活動
5月21日(木)釜石駅前発8時過ぎのバスで大槌へ向かう。ショッピングセンターマストからはタクシーで小鎚仮設集会所へ行った。10時頃から顔馴染みの方々が来られ、外を散歩していたご夫妻も笑顔で入っていらした。
今回は大槌町のシンボルである南部ハナマガリ鮭をデザインしてあるTシャツを身に着けた。このTシャツは大槌町の中学生を支援するものであることやその経緯を説明。また千葉市の銭湯の背景画に、地元の蓬莱島や被災地の風景が描かれている新聞記事の話をすると頷いたり身を乗り出したりして聞いてくださった。

今回は仮設暮らしの長期化で血栓のある方が増えたとの新聞記事を目にしたので、「しっかり貯筋体操」(社会保険出版社発行)のパンフレットをお配りし、椅子や床に座ってできる基本体操や筋力アップの軽い運動を安全に気をつけながら行った。
皆さんも毎週「大槌音頭」に合わせて踊っておられるとのこと。私達も教えていただき一緒に踊った。その他に「指先体操」や「色を読むトリック音読」をした後、午前のお茶をした。
今回も昼食は現地の方が差し入れてくださり、感謝しながらいただいた。お昼の話の中で、巨大な防潮堤のこと、復興住宅のことなどが出たが、大槌の復興住宅は一部完成したもののこれから盛土をするので、完成はまだまだ先になることを知らされた。 仮設からなかなか出ることができない皆さんの苛立ちや不安が感じられた。  
午後から「ひょっこりひょうたん島」の歌詞を読み上げながら皆さんで振付を考え、音楽に合わせて身体表現をするアテフリで盛り上がった。午後のお茶の後は皆さんで洗い物などの片づけをやってくださり、あっという間にお別れの時間となっていた。      

<蓬莱島(ひょっこりひょうたん島)>

                
3活動への思い
今回の訪問にあたって現地の方から「遅々として進まない町づくりの中、心を寄せ合って乗り切ろうと誓い合っておりますが、長引く仮設住宅暮らしで、体調の変化も見られるようになり、被災地に心を通わせていただいていることに感謝しております」とのメールが届いた。何の資格もない私達に何ができるのか、活動が果たしてニーズに合っているか等々の想いを抱きながら、現地に向かった。
また、仮設住宅入居者から「ボランティアの方はこれからも来てくれるの‥?」とか「今度はボランティアだけではなくお祭り等でゆっくり楽しんでくださいね」といったお声をお聞きすると、気持ちに弾みがつき、大槌行きのエネルギーになっている。
4年を経過して、新たな問題点やご苦労など地域差を含めて感じたが、それもこれも現地に入ってこそわかる情報である。これからも寄り添っていきたい。

4おわりに
今回は、身体活動中心なので、万が一に備え参加者のケガを補償するボランティア行事保険に加入した。また、豊島区でシニア対象の座って行う体操を指導されているNさん(二期生)の講座を見学し、注意点やヒントなども教えていただいた。
そして、何時もながら現地での活動費について、RSSC同窓会気仙沼支援プロジェクトからご支援をいただいた。そうした皆様からのご支援・ご協力で私達の活動が成り立っていることに、改めて感謝申し上げます。



二期の会 「二つの川沿いに連なる桜を楽しむ一日」(平成27年4月3日)実施

 春ともなれば花開く。天地の恵みを素直にうけて、形さまざま色とりどり、かれんないろどり、けんらんたる装い、精一杯恵みいっぱいの喜びを咲き誇っている。桜の開花宣言が発表されてすぐに満開となった今年の東京の桜。先月の高尾の観梅を楽しむ会に続き今月は「隅田川が始まる岩渕水門の桜」と「石神井川に沿った桜のトンネル」を見ながら歩くイベントを企画し、9名が参加者した。東京メトロ南北線・赤羽岩渕駅に10時に集合し、歩いて新荒川大橋を渡って荒川沿いの土手に出る。そこには見事な桜並木があった。

  この日の午前中は風が強く河川敷では少年たちが野球に興じていて、荒川の対岸にある川口の高層マンションが印象的だった。しばらく土手を散策しながら「旧岩淵水門(赤水門)」、「荒川知水資料館」を見学し、荒川の自然や歴史について学んだ。
この資料館で荒川放水路の父土木の道に邁進した技術者・青山士(あおやまあきら:1878~1963)の偉業を知る。 
 

 
 

 岩淵水門は新河岸川と合流し隅田川が始まる場所でもある。荒川放水路の始まりから現在にまで見つめてきた岩淵水門を後にして、JR赤羽駅まで歩き、埼京線を利用して十条駅へ移動した。ここで二人が離団し、新たに二人が合流する。

  JR十条駅北口を出てしばらく商店・住宅街を通り抜けると石神井川に到着。川の両岸は満開の桜が見事ですでに散り始めていた。桜吹雪の中、昼食をとりながら歓談を楽しんだ。 
お昼を済ました後、この石神井川に沿った桜のトンネルを見ながら散策を楽しんだ。 途中、加賀公園(前田家加賀下屋敷跡地)に立ち寄った。下屋敷の敷地は約22万坪で、金沢の兼六園の約7倍。広大な敷地の中には石神井川が流れ、築山や石、滝などが配されていた。元極地研究所の近くに架かる橋(金沢橋)を通り過ぎて、埼京線ガードを通りすぎる頃には板橋区から北区へと移動していた。

 板橋区の石神井川に架かる加賀橋から川沿いに素晴らしい桜並木を散策したが、ほとんど人影もなく静かに観桜を楽しんだ。王子方面へ歩いていくと音無川親水公園があり、かつて存在した、権現の滝や舟串橋が再現されていたが、ここには多くの花見客がいた。JR王子駅を通過して、ゴールの北区の公共施設「北とぴあ」の17階の展望台に昇り、眼下の東京の眺望を堪能していると予定時間の14時30分になった。本日の歩数は15,000歩。心地よい疲れと、参加したメンバーの一人一人が花いっぱいの春の一日を過ごした。    
          
  (世話人:北澤・小杉・秋吉)


2015年 RSSC 二期の会総会「ランチとおしゃべりの会」の報告


春を告げる、毎年恒例の二期の会総会が、3月27日(金)に34名の参加を得て、リビエラ東京にて開催されました。会長の藤田哲三氏の挨拶のあと、この3月で立教大学及び立教セカンドステージ大学を退官された、庄司洋子先生の講演が行われました。
庄司先生は、立教セカンドステージ大学の創設メンバーのお一人で、我々二期生も大変お世話になりました。先生の授業は、常に率直で心にしみるものでしたが、今回の講演もこれまでの人生を振り返り、更にこれからのサードステージに向けて、NPO法人の立ち上げに意欲を示されるなど、とても感銘深いものでした。 またうれしいことに、RSSC同窓会への入会も表明されました。先生への花束贈呈の後、全員で記念撮影をしました。

    



そして、御守チャプレン代理(?)の恒例のお祈りと乾杯の後、ランチとおしゃべりが始まりました。食事をしながら皆さんの活動報告、近況報告がなされました。
*古賀先生を偲んで   名古屋育子さん
*絵画制作への思い   清田宏子さん
*地元での地域活動   住本勉さん
*同窓会報告      御守陽治さん
*狂言会へのお誘い   島田一郎さん

フリータイムには、それぞれ席を自由にめぐり、久しぶりに、仲間とのおしゃべりに熱中しました。そして最後は、上達著しい「ウクレレ合唱団鈴懸」の皆さんによる演奏と、全員での合唱で締めくくりました。


まだしゃべり足りない人たちは二次会へと足を運びました。二期生は、2009年に入学以来、7年の時が経ちますが、皆さん入学時と変わらない、若さと情熱を保ち、RSSCでの学びを生かし、ますます元気で様々な活動を続けられており、頼もしい限りでした。
         ( 深瀬 記 )



二期の会 「高尾梅郷を歩く」       2015年3月16日実施

 裏高尾の高尾梅郷を有志8名が散策を楽しんだ。八王子市後援する約1万本の香りのする「梅まつり」が3月14日(土)・15日(日)に実施された翌日の16日(月)にわれわれはこの裏高尾の梅林散策をした。集合場所は中央線高尾駅北口で都心からJR又は京王線を利用して約1時間の距離。10時に集合しバス利用して旧甲州街道の大下まで移動し、そこから散策を始めた。まず、木下沢梅林(1,400本の梅)を訪れた。梅の開花状況は場所によって異なったが約7分咲きであった。

 

 
 <木下沢梅林・梅の里>

 

  旧甲州街道と小仏川沿いの民家の庭先や山の斜面、畑に植えられた梅を見ながらみなさんと会話を楽しみながら、日影―摺差(お豆腐屋さんでドーナッツを購入)―蛇滝口(湯の花梅林)―新井(高尾梅のまちの広場)まで歩く。この場所で昼食(各自持参のお弁当と途中で購入した美味しいドーナッツを堪能した)をとり、旧甲州街道から小仏川沿いを歩き、高尾天満宮(天神梅林)―遊歩道梅林―駒木野庭園(ここで庭園の盆栽などを鑑賞しながら小休止)、再び旧甲州街道に出て出発点の高尾駅まで歩く。普段からウォーキングをしている人、久しぶりにウォーキングを楽しんだ人、参加者全員が梅の香り、早春の自然の中を約1万歩、3時間半の散策を楽しむことができた。電車で都心から約1時間ほど離れた所にこのような自然が残っている場所が残っていて、環境保全の大切さも学んだ時間だった。完歩後は高尾駅構内の喫茶店でゆったりとした時間を過ごして解散をした。  
 <木下沢梅林・梅の里>  

              
  (世話人:北澤・小杉・秋吉)


二期の会 「横浜歴史探訪と市内散策の一日」(2015年2月6日 金)実施

今回の「横浜歴史探訪と市内散策」は、実施日前日、首都圏に雪の予報が出ていて交通機関の混乱が予想され心配したが、当日は想定外の好天気に恵まれた。 
神奈川県立歴史博物館ボランティアガイドをされている清岡肇さんに歴史博物館内を案内していただき、横浜の歴史に触れる時間を過ごした。 参加者は11名で、清岡さんの分かりやすい説明に耳を傾けながら各展示場を順番に巡った。
展示場のテーマ1では「さがみの古代に生きた人々」原始・古代(旧石器時代、縄文時代、弥生時代、古墳時代、奈良時代、平安時代)の人々の生活の様相の紹介。
テーマ2は「都市鎌倉と中世びと」源頼朝による鎌倉幕府から、幕府滅亡後の鎌倉府、戦国期変遷の展示。
テーマ3では「近世の街道と庶民文化」大都市江戸に隣接し、江戸と甲州・信州をつなぐ甲州道中、江戸と上方を結ぶ東海道があった。中でも幹線路である東海道には、多くの城下町、宿場、関所などの展示があった。
テーマで4は「横浜開港と近代化」鎖国下における諸外国との交流、ペリー来航、世界に開かれた開港場横浜、自由民権運動、近代産業の発達などが紹介されての視点からの展示。
テーマ5では「現代の神奈川と伝統文化」関東大震災と復興、15年戦争期の軍事施設、戦後復興と占領政策の影響、高度経済成長期にいたる神奈川県民の生活の視点からの展示であった。      原始・古代から1964年の東京オリンピックまでの横浜の歴史を清岡さんの詳しい説明に聞き入っているとあっという間に予定の時間になってしまった。
 

 
 <神奈川県立歴史博物館の正面>


                   
 

   
 <横浜三塔>: 左からキングの塔、ジャックの塔、クイーンの塔  

   
 <山下公園内の赤い靴をはいてた女の子> <港の見える丘公園からの眺め> 

   歴史博物館見学の後は、近くのホテルのレストランでランチをゆっくり楽しみ、その後、横浜開港記念館(赤レンガ、Jackの塔)~神奈川県庁(Kingの塔)~横浜税関(Queenの塔)~横浜開港資料館(日米和親条約締結の地)を見学し、明るい日差しのなか山下公園の散策を楽しんだ。最後は、港の見える丘公園まで足を運び、眼下の景色を堪能して、公園内にあるレストランで3時のお茶をしながら疲れを癒した。 冬の暖かな日中も15時30分を過ぎると寒さを肌で感じ始めたので、元町・中華街駅にて解散をした。
 {世話人:清岡、小杉、秋吉(記)}
 <神奈川県立歴史博物館の裏入口>  





二期の会  山手線ウォーキング(渋谷駅→池袋駅編) 2015年1月18日(日)

2013年の春、池袋駅からスタートした《山手線外周35キロメートル30駅徒歩巡り》は2015年1月18日夕刻無事踏破した。今回の最終コースは渋谷駅を出発し、原宿駅→代々木駅→新宿駅→新大久保駅→高田馬場駅→目白駅→池袋駅と足跡をそれぞれ残して無事にゴールインが目的だった。今回も好天に恵まれ、12名の健脚の仲間がウォーキングを楽しんだ。渋谷ハチ公前に集合し、まず、繁華街を抜けて山手線に沿って原宿駅を目指して始める。左手に岸記念館を目にしながら明治神宮入口を通過して原宿駅で記念撮影、その後、竹下通りを右手にして代々木駅へ、住所を見ると千駄ヶ谷となっていた。代々木駅に到着すると目の前に新宿の高層ビルが目にとまり都庁の展望台へ足を伸ばした。展望台からの眺めは最高で雪の富士山も見え、眼下の景色を楽しむことができた。
 

   
 <都庁の展望台より> <新宿駅前> 


                   
新宿駅を後にして、コリアタウンで有名な新大久保駅を目指して歩き続ける。新大久保駅からは右手にロッテ工場を通り過ぎて高田馬場駅へ、さらに神田川を横切り学習院大学の横を通り目白駅へ。時間は16時を過ぎて、風の冷たさを感じながら、終点地の池袋駅へと向かった。
 

   
 <新大久保駅前> <目白駅前> 


                   
振り返ってみると、一回目は池袋→上野、二回目は上野→品川、三回目は品川→渋谷、そして最終回は渋谷→池袋と山手線沿線を完歩した。途中、話題のヤネセン(上野谷中、根津、千駄木町)、新装なった東京駅やKITTE(旧中央郵便局)四十七士の眠る泉岳寺、目黒の植物園、恵比寿ガーデンプレイス(でビールで乾杯)を訪れ、渋谷の賑わい、新宿の喧噪等を肌で体験した。
  

 
 <ゴールの池袋駅東口>


            
普段、車中の人のままでは味わうことのできないことを歩くことで貴重な体感ができました。
”歩け歩け” で健脚を保てば、五感も研ぎ澄まされて気持ちが若返る!このユニークな試みは今後も続けて行きたい。
                           (小泉記、写真:藤田)




二期の会  奈良旅行(一泊二日)を終えて(2014年11月5日~11月6日)

企画・引率:山崎郁夫・川口ひとみ
記:内藤婦美子、写真:江端重廣

【1日目】
11月5日(水)11時10分に橿原神宮前駅コンコースに集合した老男老女19名は、荷物をコインロッカーに預け、近鉄吉野線に乗り飛鳥駅へと向かいました。飛鳥駅で奈良交通のバスに乗り石舞台下車、「石舞台古墳」を見学した。
「石舞台古墳」の説明では、横穴式石室を持つ方形墳で、築造は7世紀初めころと推定される。古墳上部の封土は失われ巨大な天井石が露出した姿になっている。被葬者は不明であるが、6世紀後半にこの地を支配していた蘇我馬子の墓ではないかと言われている。大小30数個の花崗岩が使用されており、見た目もとても大きな石で、玄室に入ると圧倒される。玄室の長さは7.8m、幅3.4m、高さ4.8mで、天井の石の重さは北側が64トン、南側が77トン、総重量約2,300tということに驚かされた。大昔は石舞台と言うように上にのることが出来たようである。今は整備され公園になっているが石の上に登ることは禁止されている。

   
 <石舞台にて>  <石舞台の中へ>


             
ここでまず一枚にこやかな笑顔で集合写真をとり、12時を過ぎて昼食をとる予定の飛鳥の宿「祝戸荘」に向かいました。

   <「祝戸荘」へ移動中>


        
奥飛鳥の棚田を有する国営飛鳥歴史公園内の上り坂をゆるりゆるりとお散歩、お腹も十分にすいたところで昼食場所に到着。古代食『万葉あすか葉盛り御膳』を頂きました。
この古代食は、藤原京の遺跡から出土した木簡をもとに、古代・飛鳥の人々が食べていたものに想像を加えて現代風に再現したものだそうです。須恵器を模した奈良・赤膚焼の素朴な酒器でにごり酒を味わい、朴の葉を敷いた上には、鴨肉・あまごの塩焼き・とこ鮑・銀杏・椎茸・枝豆・里芋・蘇(古代チーズ)・ずいきの酢の物などなど山海の珍味が盛り沢山、黒米のおにぎりや赤米ごはんも美味しゅうございました。

   
 <古代人になれたかな>  <食べ終わって満足、満足>


            

お腹もいっぱいになったところで「祝戸荘」を出て飛鳥川沿いを下り、古い街並みの路地を歩き、大化の改新の舞台となったと言われている「伝飛鳥板蓋宮跡」で復元された井戸跡や遺構を見学、その後596年(推古天皇4年)に創建された日本最初の寺である「飛鳥寺」にはいり、日本最古の仏像で、重要文化財である本尊飛鳥大仏(釈迦如来坐像)を拝観した。その美しさと、高さ3mと言う大きさに圧倒された。「飛鳥寺」を出て、水落(水時計)遺跡を見学、その後雨が降ってきたので雨宿りがてらに埋蔵文化財展示室に入室、と同時に隣に有った地場野菜売り場で野菜を品定め。結局、見学予定をしていた甘樫丘は省略してバスと電車を乗り継ぎホテルフジタ奈良へ。夕食は柿の葉寿司の老舗「平宗奈良店」にて大宴会、21時終了。
猿沢の池の向こうにはライトアップされた五重塔が「おやすみなさい」を告げていました。が、ホテルの一室で二次会、声高の会話に注意、これも10時半終了。
明日を楽しみに就寝。
【2日目】
11月6日(木)9時過ぎにホテルを出発、近鉄奈良駅より筒井駅に向かう。乗換駅である西大寺にて手荷物をロッカーに預け再び電車に乗り、筒井駅下車。奈良交通のバスで「法隆寺」へ。電車でもバスの車中でも声の高い会話に注意。

 
<法隆寺正門にて> 


               
さて、日本最初の世界遺産の「法隆寺」では修学旅行の学生に混じり列に並んで金堂、五重塔、大講堂を中心とする西院伽藍を見学した。金堂では金銅釈迦三尊像、金銅薬師如来像、阿弥陀如来像、四天王像、木造吉祥天立像にお会いしました。そして百済観音堂を中心とする大宝蔵院では夢違観音、玉虫厨子のレプリカ(東京国立博物館の国宝展に出張中)、その他の宝物類に感嘆した。百済観音堂で百済観音像にお目にかかり、次に東大門をぬけて東院伽藍の夢殿を拝観しました。また高松宮妃殿下の御発願により昭和43年に落慶した御堂の中宮寺では飛鳥彫刻の最高傑作であり「考える像」として有名な菩薩半跏像(如意輪観世音菩薩)の優美な造形に見入ることしきり。この像のお顔の優しさは「古典的微笑」の典型であり、スフィンクス、モナリザと並ぶ『世界の3つの微笑像』とも呼ばれています。
 昼食休憩時間は法隆寺前の食堂にて三々五々食事。1時半には法隆寺西大門を出て、昔、宮大工の家があったという路地を通り、稲刈りの終わった田のあぜ道をコスモスの花や紅葉を見ながら斑鳩方面に散策を開始。
         


西の里、「藤の木古墳」、「竜田神社」を巡り、ぽっくり往生の寺として有名な「吉田寺(きちでんじ)」に到着。御本尊は恵心僧都が境内の栗樹から作られた阿弥陀如来坐像です。御祈祷を希望する人もなく、我々は30名に満たないグループでは説明も受けられないそうで、何やら恐ろしげな声と姿のおばあさん(?)に指示されて本堂に入り、並んだ座布団に座り、座布団の前の小さな木魚を皆でたたいて南無阿弥陀仏、ぽっくりぽっくり。
これで御利益があるものかどうか疑問である。

 
 <ポックリ吉田寺にて>


(お仕事中の郵便配達のお兄さんにシャッターを押してもらいました、ありがとう!!)

これにて大人の修学旅行の全行程が終了。午後3時過ぎに西大寺駅コンコースで解散。のんびりとした有意義で楽しい二日間の旅行でした。山崎様、川口様の企画・立案・引率に感謝。
機会がありましたら、また立教セカンドステージ大学「二期の会」の皆様と懐かしい風景のある奈良に旅したいですね、皆様、足腰を鍛えてまた行きましょう。



2014 震災支援ボランティア活動報告 「お楽しみ会」 (2014年10月22日)
                                  2期生 麻生恵美子 小杉弘江

2011年、2012年、2013年に続いて今年も10月に2期生2名で岩手県大槌町の仮設住宅集会所を訪問し、手仕事やお喋りをする「お楽しみ会」の活動を行いました。

◆場所 大槌町小鎚仮設住宅集会所
◆時間 午前10時30分~午後4時
◆内容 お手玉作り、昔遊び&お茶会 
◆実施日 2014年10月22日(水)
 


                                
1.小鎚仮設住宅集会所での活動
   21日(火)東北新幹線、釜石線、バスを乗り継いで、夜小雨の中大槌町の小川旅館に辿り着いた。翌朝集会所で使用する品物をタクシーに積み込んで小鎚仮設集会所に向かい、10分ほどで到着したが、室内は既に顔馴染みとなった方が暖房を入れて暖めておいてくださった。(感謝)

室内のテーブルのセッティングをしていた時、NPO法人遠野まごころネット理事長の臼澤様が来られ、活動の様子をフェイスブックに載せてくださった。                                        
三々五々皆さんが集まって来られ、10時30分頃には13名に増えた。数人のお仲間でいらした方、おひとりの方、午前中だけの方、午後からいらした方等さまざまであったが、昼食のため一旦家に帰られた皆さんも直ぐに戻って来られ総勢14名の「お楽しみ会」となった。殆どの方は事前にお送りしたチラシを見て「ああ、いつものあの方たちだ・・・」と思われたとのこと。
   
 <釜石駅で臼澤様と>  <賑やかに福笑い>
(上記2枚の写真は臼澤様のフェイスブックより)                 

<お手玉作り(福を呼ぶ“福ろうお手玉と俵型お手玉)>  
 実は私たちよりずっと縫い物に慣れていらっしゃる皆さん、作り方をご説明すると一斉に作り始め、お昼をはさんで二個、三個と完成させ、びっくり!勿論手は休めずおしゃべりも弾んで・・・そのあとお手玉と一緒に個別に記念撮影をした(後日送付)。皆さん嬉しそうで私たちも安堵した。

<お茶会、昔遊び>
午後のお茶会で一息ついた後に、お手玉、福笑い、カルタ採り、すごろくなど昔遊びをして大笑い。そんな合間に仮設住宅での現状などもポツリポツリとお聞かせいただいたが、相変わらずご苦労な毎日を過ごされていることを改めて痛感させられた。ご年配の方が多く交通手段も少ないことから病院通いが一番大変とのこと。しかしながら仮設住宅に篭っていては良くないと積極的に外出されるという前向きな発言もあり少しホッとした。

      
<おもてなし>
今回、お昼におこわのおにぎり、秋刀魚のツミレ汁、煮物、たくあんなど、また「夜宿で食べてください」と手作りの胡桃餅やりんご(果物ナイフも添えて)を頂戴した。
私たちは思いもかけないおもてなしに与かりびっくりしたが、現地の皆さんのお心遣いに感謝して美味しくいただいた。

<小川旅館>
夕方集会所を後にし、徒歩で小川旅館に向かったが、ゆっくり歩きながら途中被災された方から道案内方々当時の生々しい津波や避難の様子などお聞きした。
小川旅館さんは決して高価な食材ではなかったが、一生懸命工夫して朝夕家庭的な美味しい食事を提供されていた。
今までは遠野市内に宿泊してボランティア活動をしていたが、今回は大槌町内にご夫婦で頑張って再出発をされた旅館があることを知り、2泊させていただいた。しかしご夫婦はずっと経営が続けられるか、とても不安に思われているとのことである。

2.活動を終えて
今回も私たちの活動に対し、RSSC同窓会気仙沼支援プロジェクトからご支援(福ろうお手玉のキット代・お茶会のお菓子代)をいただきました。有難うございます。
震災から既に3年8ヶ月、ボランティアは激減し、海の見えない防潮堤はいらないという現地の方の声は無視して工事関係のクレーン車、トラックが行き交っていました。まだまだ復興には程遠い現状ですが、都会に戻ると見聞きした世界は何と遠く感じることでしょう。これからも・・・心を寄せていきたいと思っています。
                            

二期の会  講演会報告(2014年10月6日)

2014年10月6日(月)セイントポールズ会館で上田恵介先生を講師にお迎えし、講演会が開催されました。演題は『鳥の行動生態学―なぜ鳥の研究をしているか―』

 <上田ゼミ・元ゼミ長の加納さんの司会で会は始まる>


RSSCに入学して驚いたことのひとつ。それは軟派で都会的なイメージの立教に、鳥を専門にする教授がいらしたことです。この夏4年に一回の国際鳥類学会義が日本で開催され、先生の員長を務められたのが上田先生で、世界のProfessor Uedaなのです。
 その研究内容はもちろんのこと、そのお人柄にも興味津々の参加者を前に、講演会は随所にユーモアをちりばめた独自の上田節に終始し、あっという間の90分でした。
先生のルーツは、自然と生き物を友とした大阪での子供時代にありました。下駄履きの可愛い恵介少年の写真と共に、朝ご飯の前に毎日小一時間釣りをして登校していたエピソードが紹介されると、一同なぜか納得。そして小学校六年生で入会した「野鳥の会」が先生の正しく原点で、以降のフィールドワークへと繋がっていきます。(奥様との出会いも野鳥の会です)
 大阪府立大学では昆虫を研究し、卒論・修士論文は『プチヒゲヤナギドクガ』。その後、京都大学の昆虫学教室を経て、大阪市大の大学院で鳥の研究対象となりました。それは『モズの嫁入り』の著書のある恩師山岸哲先生の薦めがあったからといわれましたが、筋金入りの鳥少年が出会うべくして出会ったのではないでしょうか。
 1970年代頃までの生物学の考え方は、「自然淘汰理論」に対抗する「棲み分け理論」が主流でしたが、その後社会生物学の考え方が出現し、さらに「行動生態学」へと発展していきます。そのような時代の中で先生は『セッカの一夫多妻の研究』で博士となりました。先生の子供時代の悪戯の数々や大学時代の青春グラフィティがあまりに面白く、会場はずっと笑い声に包まれていました。今でもどこかに毎朝釣りをしたり、虫捕りしてから登校する小学生がいるといいな~
講演会終了後、第一食堂で懇親会となり大いに盛り上がりました。
                    (世話人: 福田・深瀬・川口(記)・秋吉)



二期の会 東日本大震災復興応援旅行記(2014年7月3日~4日)

―二十四の瞳が体験した感動の時間―

東日本大震災が発生して3年4ヶ月が経った。震災があったことが忘れ去られようとしている時間でもある。震災後現地の復興の様子を自分たちの目で見て現地の方たちの声をお聴きしようと今回の旅行を企画した。その候補地としてあがったのが宮城県の南三陸地区であった。企画の中で最も重要視したのが現地の方たちの生の声を聴くことで、「語り部ツアー」を二か所に入れた。参加者は12名で東京駅を出発点として新幹線で仙台駅まで移動、仙台駅からは今回の宿泊先の「南三陸ホテル観洋」の送迎バスで現地まで2時間をかけて移動した。仙台の街を離れるにつれて田植えを終えた風景がバスの車窓から目に飛び込んできたが、現地に近づくにつれて震災の爪痕が徐々に目に入ってきた。宿泊地に着くと、我々はすぐに復興の様子を確かめるために、ホテルから3台のタクシーに分乗して復興商店街「南三陸さんさん商店街」へ移動。途中運転手さんより簡単な市街地(南三陸町の志津川地区)の案内していただきながら10分程で商店街に到着した。この仮設商店街は2012年2月25日(土)にオープンしたもので、どの店に入っても店員さんは穏やかな対応をしてくれて、気持ち良い買い物ができた。なお、今月23日(水)には天皇皇后両陛下もこの商店街に立ち寄られるとのことで店員さんは「とても有難いことです」と話されていた。約1時間ほどここで買い物をしながら現地の方たちと触れ合った後、私達はタクシーで宿泊先の「南三陸ホテル観洋」へと移動した。

   
<南三陸町復興のシンボル「南三陸さんさん商店街の32店仮設商店街」>


ホテルに戻り、翌日ホテル企画の「震災を風化させないための『語り部バス』」で志津川地区の市街地を回る予定だったので、その予習のための説明を聴く。担当者は当ホテルの若手のスタッフ(伊藤さん)の方で震災時の様子や街の移り変わりなど映像を見ながら説明を受けた。特に、ご本人のご家族には生後七ヵ月のお子さんがいらしていつもなら昼寝をして家の中にいる時間帯であったが、その日に限ってはぐずったので母子とも屋外に出ていて命が助かったことや、震災後のミルクやおむつの確保に非常に苦労をした話などもしてくれた。またホテルは2階まで津波が押し寄せてきて、海は異様な匂いに包まれたが、それ以上の階は被害に遭わなかったので、多くの方たちの避難場所として提供した。約30分の説明をお聴きしたが、このお子さんが元気に成長して今年4月の幼稚園の入園式の写真が映し出された時には、この街が徐々にではあるが復興している姿と重なって見えた。伊藤さんが最後に話してくれたことは、「とにかく、生き抜いてほしい」、「震災を風化させてはいけない」、「観光とは光を観るという意味で、明日、みなさんの目で市街地を見てほしい」と力強く話された言葉が今でも耳に残っている。


   
 <南三陸ホテル観洋主催の「語り部ツアー」>   <南三陸町の防災対策庁舎>

翌日、「語り部バス」に乗車し、約1時間をかけて震災後の市街地をホテルスタッフの語り部さんより説明を受けながら震災のすさまじさを自分たちの目で見て回った。既に3年4カ月の時間が経過しているが、想像していたより復興の速度は遅いように感じた。バスはホテルを出発後、小学校→志津川病院跡→高野会館→防災対策庁舎→ベイサイドアリーナと回った。語り部さんは被災現場のその場その場で写真を見せながら説明をし、震災時に小学校の先生が執られた生徒誘導の的確な判断、数百人のお年寄りが集い老人会が開催されていた高野会館での的確な誘導が一人も死者を出さなかったこと、災害後ホテルが避難場所となったので、そこでの従業員の支援活動などについても説明をされた。語り部さんご自身が体験した家族の安否が一週間分からなかったことなど当時を思い出しながら目に涙を浮かべながら語られ、私たちも胸が詰まってしまった。防災対策庁舎は遠藤三希さんが最後まで避難のアナンスをした場所だった。ここで下車をしてみんなで合掌し亡くなられた方の冥福を祈った。二日間にわたりこのホテルで受けた接客、語り部などの“おもてなし”は私達の心に響くものを与えてくれた。今月22日(火)に天皇皇后両陛下がここに宿泊されるとのこと。
 ホテルの送迎バスで仙台駅まで移動し、JR仙石線(一部不通)で次の訪問地松島を訪れた。ここでの目的は松島湾内一周遊覧コースの震災語り部クルーズに乗って復興状況を聴きながら自分達の目で確かめることだった。ここで語り部をしてくれた方は震災を遊覧船での勤務中に体験したと、当時の状況を説明してくれた。湾内からみる景色は震災前と少し島々の形が変化しているが、牡蠣の養殖場も少しずつ復活してきて、復興の様子を垣間見ることができた。震災はこの地にも大きな被害を与えたが、唯一良かったことは津波が湾内の海底を清掃してくれたことで、現在ではきれいな海産物が採れるとポジティブな話も聴けた。50分の熱の籠った語りに私たちも胸を打たれ船内で海産物を大量購入しておみやげとした。次に日本三景の一つ名勝松島を陸から見学をした場所が、五大堂と瑞巌寺だった。この場所でも境内に津波が寄せてきた地点の看板が立てられていた。 

   
 <松島湾クルーズ>   <瑞巌寺境内>

   
 <南三陸ホテル観洋>   

三人の語り部さんのお話しをお聴きして「それぞれの生活の中で一瞬に人生が大きく変わる出来事に遭遇してしまったが、生き抜いて、自分達が体験したことを後世まで語り継いでいこう」という強い使命感がひしひしと伝わってきた。
この旅行で、私達二十四の瞳は涙と感動そして生きることについて考えさせられながら被災地を巡ってきましたが、RSSCで学んだ仲間と一緒にこのような時間を過ごせたことに感謝し、またこれからも被災地の方たちに心を寄せていきたいと願っています。     
                       <世話人:福田・小杉・秋吉(記)>


山手線ウォーキング(品川駅→渋谷駅編)~(2014年6月15日)

我等RSSCの健脚は健在なり!
真夏日を思わせる好天のもと、2014年6月15日(日)我等勇者五名は品川宿を出発!
御殿山→大崎→目黒川沿いに五反田→目黒→目黒自然教育園→恵比寿(YGP)→渋谷の予定のルートを恙なく踏破!
(予定時間を一時間も短縮、藤田会長がこの勢いで、新宿まで(約4,000m)進軍したい!と
檄を飛ばされたけれど、結局、目黒の自然教育園で一息入れて、樹齢300年余の大蛇の松、今が見ごろの、ムラサキシキブやガクアジサイを心ゆくまで鑑賞。其ののち、サッポロビールの発祥の地、恵比寿ガーデンプレイスで互いの健闘を讃え合い”乾杯”
品川~渋谷の行程8kmを(休憩を入れて)五時間弱、1万7000歩でフィニッシュ!

   
 (エビスビアステーションにて乾杯)  (渋谷駅完歩記念写真)


『山手環状線』は我等企業戦士にとって、通勤、ビジネス、行楽の足として最も利用頻度の高い首都圏の動脈!此の度の、徒歩での山の手線巡り!この非日常的な試みは極めてユニークなもの! レールを軋る電車の音が思ったより大きかったり、都内には、まだまだ広大な緑地が残っていることを確認したり、耳そして目を通して得難い体験と貴重な発見をすることができました。            
健康で皆さんと行動を共に出来る事を幸せなことだと、近年とくに痛感します。
”征服するのは山ではない、我々自身だ” 
(It is not the mountain we conquer but ourselves.好きなフレーズです)


   
 (ハチ公 サッカーワールドカップの日本勝利祈願)  

(小泉記 写真:藤田)


緑の秩父散策(2014年5月27日)
5月27日、健脚15名の参加で新緑の秩父札所巡りを実施しました。
雨が心配されましたが、暑いぐらいの天候に恵まれ、歩いて歩いての二万歩10キロの行程を久しぶりに会った嬉しさも加わり、遠足気分でわいわいがやがや、横瀬から西武秩父近辺の秩父札所を巡りました。
一人の脱落者もなく、歩ききりました。帰りは、西武秩父駅で冷たいビールと秩父錦で乾杯。各自レッドアロー号で帰る者あり、各駅停車で宴会をやりながら帰る者あり。お土産を携え帰路につきました。心配された夕刻のにわか雨にも遭わず、新緑の秩父散策を満喫した一日でした。
   世話人  森・江端・平澤・名古屋




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広報委員会注記*「秩父散策記」原稿が素晴らしいためホームページにはPDF版として掲載します。原稿は上のPDF部分ををクリックしてください、拡大されます。)


期の会総会~ランチとおしゃべりをする会~(2014年3月28日)

二期の会2014年総会報告

3月28日(金)池袋リベエラ東京にて「二期の会総会 ~ランチとおしゃべりする会~」を開催し44名の参加者が一年ぶりの再会を楽しんだ。 東京地方にも桜の開花宣言が2日前に発表され、好天気に恵まれた。久しぶりの再会にわくわくしながら会場に運ぶ足も軽やかで和気あいあいの雰囲気のなかで会は盛会に進められた。総会の主な内容は以下の通りです。

○ 代表挨拶 藤田哲三さん

○ 活動報告(8件)  (現在の同窓会の会員数、昨年の活動実績など)
① 同窓会概況 報告者:御守陽治さん 
② 異文化研究会 報告者:山田利之さん
③ ウィメンズクラブ 報告者:福井規公子さん 
④ 読書会アイビー 報告者:平澤眞由美さん 
⑤ ワイン同好会 報告者:堤静香さん 
⑥ ゴルフ同好会 報告者:深瀬治則さん
⑦ フラダンス同好会(ナニ クプナ)報告者:本造京子さん 
⑧ ウクレレ合唱鈴懸 報告者:石川秀雄さん

○ 狂言:島田一郎さん、二期の会の開催を祝して、小舞「雪山」の披露
乾杯後、7テーブルで昼食をとりながら、以下の近況報告などの紹介があった。

○ 近況報告(4件) 及び参加者の近況
① 「神奈川県自然観察員」・「神奈川県歴史博物館ボランティア解説員」・「J:COMコミュニティ」清岡 肇さん
② 「小学校でお話会」浅賀はるみさん
③ 「震災支援プロジェクトからのご報告」小杉弘江さん
④ 「NHKためしてガッテン」に出演した、宮武保子さん・山崎郁夫さん

○ 二期会報告:2014年度活動計画の紹介と2013年度活動実績の報告。報告者:福田哲郎さん

○フリートーキング(久しぶりの会話を楽しむ)

○「ウクレレ合唱鈴懸」の演奏&♪みんなで歌おう♪
「ウクレレ合唱鈴懸」伴奏で、「銀座カンカン娘」、「雨のち晴レルヤ」、オリジナル曲「もちろん・いまでしょ!」「今日の日はさようなら」他4曲をみんなで熱唱。最後に集合記念写真を撮って会は閉会となる。
その後、近くのイタリアンレストランに有志25名が集まって二次会を開き、さらに会話を楽しむ。11時30分より始まった「おしゃべりの会」も気がつけば16時になっておりお開きとなった。今回残念ながら参加できなかった皆さま、次回の参加をお待ちしています。

(世話人:小杉、平澤、浅賀、藤田、深瀬、福田、山田、秋吉)
しおり作成協力:麻生さん     秋吉記




二期の会・山手線ウォーキング(上野駅→品川駅編)

新発見・ハップニングの旅となった上野駅から品川駅までのウォーキングは3月15日(土)に実施された。寒くもなく暑くもなくウォーキングには最適の天候に恵まれ、健脚者6名が参加した。軽い準備体操をして上野駅を13時にスタートし、特に年末に買い物客で賑わう「アメ横」を横切り、御徒町駅へ向かう。今回の新発見は、御徒町駅―秋葉原駅にある高架下にある感性とセンスが光る職人の街「2k540 AKI-OKA ARTISAN」であった。「ものづくり」をテーマした施設で、ギャラリー、工房、カフェ、ショップが並ぶ、ただ眺めているだけで楽しい場所だ。

              「東京駅丸の内」
秋葉原駅から神田駅へは、万世橋経由で約15分。神田駅から東京駅へ歩き、東京駅構内を見学し、昨年(2013年3月21日)オープンした日本郵便が始めて手がける商業施設「KITTE(キッテ)」を見学。続いて「三菱一号館美術館・建物」の中庭で休憩をとる。東京国際フォーラム(元東京都庁)を横切り有楽町駅へ進み、帝国ホテルの横を通って新橋駅へと進む。新橋駅→浜松町駅、浜松町駅→田町駅へはひたすら「第一京浜通り」を歩く。
   
田町駅で二回目の休憩を取る。この時点でみんなの脚はかなり疲れを感じていた。
田町駅からは、右手に東京タワーを観ながら高輪にある忠臣蔵で有名な「泉岳寺」をめざす。閉門10分前に「泉岳寺」に到着し、境内の梅の花の香りを楽しみながら、赤穂義士の墓参をしていたら閉門を知らせる鐘が鳴る。ゆっくり出口に向かうと、すでに門は締まっており、あわてて社務所にお願いして境内から出してもらう。思わずハップニングであった。ここから、目的地の品川駅まで後わずか、最後のエネルギーを振り絞って歩き続ける。
予定を20分オーバーし、17時20分に品川駅に無事到着する。4時間20分のウォーキングであった。その後、品川駅の近くにある飲食店にてお疲れ様会をして解散する。

         「品川駅に到着。完歩し、ほっとする参加者」
                                     (秋吉 記)



二期の会報告「「目黒散策:自然教育園、五百羅漢・目黒不動尊&雅叙園ランチ」
2013年12月6日(金) 小春日和で穏やかな日に目黒散策を開催いたしました。2期生18名が参加。

港区白金台の国立科学博物館附属自然教育園に11時に集合、植物が大好きという風情のボランテイアガイドさんの丁寧な説明をお聞きしながら晩秋の園内を散策、 植物の生態系についての学びや草木の名前、由来などの楽しい発見が各所でありました。
自然教育園は6万坪ほどある貴重な森林緑地で、都会の中のオアシスという趣があります。4~500年前の中世の豪族の館から始まり、江戸時代には高松藩主 松平頼重の下屋敷、そして白金御料地となり、昭和24年全域が天然記念物に指定され一般公開されました。
丁度もみじの紅葉が真っ盛りで、 ひょうたん池、水生植物園や武蔵野植物園、水鳥の沼など自然がいっぱいの園内を次々巡りながら、四季の草花や生き物を観察することができましたが、都心でこれだけの自然が残っているとは驚きでした。初めて訪れた方も多く自然の中にいる心地よさを十分堪能したようです。
  
<自然教育園(全員写真)>           <自然教育園内>         <紅葉>

その後はお楽しみの目黒雅叙園でのランチブッフェ、シニア料金でおいしい食事をして大満足でした。
ここで一次解散してその後 五百羅漢寺を訪問、「めぐろのらかんさん」として親しまれている羅漢像は元禄時代に木彫製作され現在305体あり各々表情が豊かで迫力ある姿ですが、親しみをもって迎えてくれました。

 <目黒不動尊(全員写真)>

最後に日本三大不動の一つである目黒不動尊にお参りしました。不動明王を本尊とし江戸五色不動(目黒、目赤、目白、目青、目黄)の一つでもあり、「目黒」の地名は目黒不動に由来しています。大きな境内には黄葉した銀杏が聳え立ちとても見事でした。皆で来年の幸せをお祈りし、目黒散策を満喫した一日でした。
               (世話役 小杉 法橋、秋吉、福田)


二期の会イベント報告「秋の箱根・仙石原散策」
2013年11月11日(月)11名の健脚が参加し、秋の箱根・仙石原散策を実施しました。
この計画は5月下旬に実施する予定であったが、悪天候のため延期されて今回の実施となったイベントである。
天候にも恵まれ、集合場所のロープウェイ桃源台駅には案内人の清岡さん(二期生)が笑顔で参加者を出迎えてくれた。
散策コースは桃源台駅から出発し、芦の湖畔の箱根キャンプ村を通り抜け、湖尻水門・深良水門を見学しながら、仙石原・湖尻自然探勝歩道へ向かった。湖畔の景色はもうすっかり紅葉しており、雄大な箱根の秋を堪能しながら散策を続けた。
 
いよいよ仙石原・湖尻自然探勝歩道より長尾峠を目指して歩いて行くと、箱根の最高峰神山、冠ヶ岳、さらに大涌谷の噴煙を眺めることができた。
この林道を歩いているのは我々だけで、鳥の鳴き声、風の音、そして、時折自衛隊演習の砲弾の音が聞こえる程度で都会では味わうことのできない雰囲気の中をそれぞれが会話を楽しみながら歩いた。

丁度12時ごろ中間地点(耕牧舎跡地)で休憩を兼ね各自が準備した昼食をとったが、自然の中での昼食は格別美味しく、昔小学校時代に出かけた遠足を懐かしく思い出した。これよりさらに林道を歩き続け、箱根湿生花園へ向かって進んだが、小春日和の穏やかな山間は、暑くもなく寒くもなく本当に快適に歩くことができた。
散策の最終目的地は、仙石原の街中にある長安寺(曹洞宗)で、見事な紅葉と苔むした五百羅漢像が私たちを迎えてくれた。
   
     <長安寺の紅葉>                 <五百羅漢像>
長安寺で疲れを癒しながら、約3時間(8キロ)の仙石原散策は無事終了し解散となった。


二期の会【2013年度 清里合宿】記
10月23日(水)
RSSCに入学してから5年目の清里合宿。台風27号の接近により無事出発日を迎えられるかどうか、数日前からハラハラ・ドキドキ。台風減速の御陰で懸念は払拭された。午前7時45分ジャスト見事に勢揃い、午前8時、31名ご一行様いざ出発!



目指すは昼食処「くらすわレストラン」、もうランチ?いえいえ、集合時間が早かったのでお腹の準備はOK。車中三々五々に会話を楽しみながら諏訪方面へ。11:20レストランの屋上「展望ガーデン」にて記念撮影。
雨は降らずラッキー、はいチーズ、カシャ!
諏訪湖畔に立地するおしゃれで素敵なレストラン、十四種類の生薬(養命酒)で育てた「信州十四豚」(信州ジュウシーポーク)が盛られた欲張りワンプレートランチと、甘くて瑞々しい地元産旬野菜の食べ放題でお腹も心も幸せ。

諏訪湖畔をぶらぶら散歩しながら13:00「北澤美術館」へ。
ここではエミール・ガレの素晴らしいガラスコレクションに出会えた。中でも有名な「ひとよ茸ランプ」が眩しい。館内ガイドさんの説明で、ヒトヨタケは一夜で成長し、夜明けには溶けてしまうという儚いキノコだと知った。死を予感していたガレ・・・キノコの消滅と再生は彼のテーマ「生と死の輪廻」に重なる。「我根は森の奥底にあり」、自己の存在が自然の魂につながることを示す氏の座右の銘だ。ガレのガラス芸術にたっぷり魅せられた1時間だった。

次は「諏訪大社上社本宮」を訪れた。
全国に1万以上ある諏訪神社の総本社、7年目毎の御柱祭でも有名。パワースポットがあり、
特に男性にはいいらしいですよ、と名ガイドSさんの説明に「え、パワースポット?」と期待が膨らむ。御柱からのパワー、これからの私達の人生に益々の開運を願う。
さてその次は、宇宙に一番近い駅として有名な日本一の標高(1,345m)を誇る野辺山駅前を通り「獅子岩展望場」へ立ち寄る。八ヶ岳の雄大な峰々を望める!はずだった。が、見事な霧に迎えられ何も見えなかった。  「三十人たちまち霧につつまるる」(H.Kさん作)
それでもせっかくだからと下車し、霧をバックにTさんの掛け声、"ハイ、タラバガニィ~~"でカシャ!写真はやっぱり霧だった。皆さん、いつかリベンジを。
     
16:30、清泉寮到着。夕食までの時間をそれぞれに過ごす。18:00からの夕食はやはりOチャプレンのお祈りなくしては始まらない。メイン料理の他に、地元農家さんが育ててくれた旬の野菜や山梨の食材を取り入れたバラエティ豊かな前菜やデザートを楽しむ。欲張りたいがお腹と相談しながら^^
19:30、さあ懇親会の始まり、始まり~。
皆さんから提供された、たくさんのワインや焼酎、日本酒、などがずら~り、おつまみと共に準備万端。素敵なハワイアン衣装で現れた美しいフラダンスの皆さま、そのしなやかな動きに皆うっとり。T.Yさんのカンツォーネ、イタリア語で朗朗と歌われるその姿に皆感動。H.Yさんの人形劇は今年初披露で拍手喝采。最後は「ためしてガッテン」にご出演されたウクレレ合唱団の素晴らしい演奏により、懐かしい歌の数々を歌った。Sさんがブルーライトヨコハマを熱唱。そのセクシーヴォイスの何と色っぽいこと。その夜寝られなかった人もいるとか^^芸達者な皆さんの未来が益々楽しみ。ホールで又Tさんの掛け声"ハイ、ズワイガニィ~~"でカシャ!それぞれの持ち場で色んな活動をしている2期生の仲間、こうやって5年経った今でも清里に集まれることに感謝。2次会では、瞼が閉じそうになりながらもお酒に手が伸びていたのではないでしょうか・・・。誰かな?

10月24日(木)
清泉寮の清々しい朝を迎える。9:30に出発。昨年同様、赤い橋桁が紅葉にひと際映える東沢大橋に立ち寄る。その後、「山梨根津記念館」へ。「鉄道王」と呼ばれた初代根津嘉一郎の実家「根津家」の邸宅を見学。
12:00、「フルーツパーク富士屋ホテル」に到着。丘の上のリゾート、大パノラマの絶景、晴れていれば富士山が望める。朝食を一杯いただいたのでランチは食べられるかしら、と心配の声もあったが、和食の美味しそうな御膳を前に、これなら食べられそう、と完食^^食後はフルーツ公園内を散歩したりロードトレインに乗ったり、横溝正史館を訪れたりした。

13:30、さあ出発、「道の駅とよとみ」に立ち寄りお買い物。14:40、目指すは池袋まで車内でぐっすり、と思いきや、バス後方の椅子を回転したらサロン仕様に!残りのお酒がもったいないとばかりに又々後ろは盛り上がる。元気過ぎ^^BGMを聞きながらウトウト、途中きみまろの漫談CD「あれから40年・・・」を聞きながらお腹がよじれるほど笑った。最後まで賑やかな2期生。16:40、池袋到着。

昨年に引き続き、今年も素敵な仲間と秋の清里を満喫した。清里合宿5周年with仲間since 2009
来年6年目もたくさんの仲間と清里で会えたらいいな・・・。(記・福井きっこ)



二期の会 野中先生講演会報告『グローバル化とは?』
 2013年9月20日(金)講師に野中章弘先生をお迎えし「グローバル化とは?」と題した講演会を開催しました。会場はセントポール会館・芙蓉の間、参加者は23名。
 野中先生はRSSC前期の講座「メディアとジャーナリズムのあいだ」を担当され、早稲田大学・政治経済学術院ジャーナリズム大学院でも教鞭をとられています。その学生達を引率し、中国・タイの旅から一昨日帰国されたという超多忙な先生ですが、今回の講師を快諾いただき、実現した講演会です。このフットワークの良さこそジャーナリストなのでしょう。


 最初に、先生が設立し代表を務める「アジアプレス・インターナショナル」のプロモーションビデオで、ジャーナリストの仕事場を垣間見させていただきました。アフガニスタン、チベット、東ティモール、中国・北朝鮮、等など。紛争地の最前線が仕事場です。
 グローバル化とは、人・もの・情報が世界中を駆け巡っていくことですが、グローバル化の恩恵を受ける人、取り残される人、その光と影。資料の新聞記事を参照しながら、現場主義を貫く先生のお話は示唆に富むものでした。
 現場とメディアの現状、新聞やTVニュースの見方。世論をみるためには、意見の違う両者を比べ論点を明確にすること。グローバルな人材とは語学ができる人ではなく、議論ができ解決ができる人。戦争は突然始まるわけではない。戦争のない未来に向けて、今何をするのか?過去の失敗を繰り返さないために、過去の歴史から学ぶことが大切で、これができる人が真のグローバルな人材である、等など。グローバル時代を生きる価値観、覚悟を求められた2時間でした。

 途中、ハワイで働く配偶者(先生はこう呼ばれます)と7年間の遠距離生活をしていると打ち明けられた先生。「夫婦は一緒にいるべきでは?」とのF氏の発言に、「配偶者がやりたいことをしている、配偶者の幸せが僕の幸せです」と応えられました。そのとたん女性陣から拍手喝采となったことを付け加えておきます。

 講演会終了後は、「リビエラ・カフェ」にて懇親会となりました。2時間の間にすっかり野中節に魅了された参加者は、引き続き先生との会話を楽しみ、大いに盛り上がりました。

                        (世話役 秋吉・福田・深瀬・深野・川口)

2期の会 大人の社会見学 「ANA機体工場見学と羽田国際空港ビルを訪ねる」 


2013年7月19日。今日の見学地はANA機体メンテナンスセンターです。
浜松町からモノレールで20分の新整備場駅に集合したのは12名。朝からの強い陽射しに暑さを覚悟して来ましたが、海からの風が心地よく汗を吹き飛ばしてくれました。

受付では既に秋吉さんと顔なじみの女性達の笑顔に迎えられ、先ずは会議室に案内されました。今日の見学者は50-60人程。既に学校が夏休みに入ったのか親子連れや生徒たちの姿も多く見かけられます。
ここで30分間、羽田空港の配置や飛行機の歴史・機体の種類や変遷などの説明と、機体の整備についてのビデオ紹介がありました。説明途中、ここでクイズ!(おみごと正解の齋藤つたえさんは記念品をゲットしました!)。
また、様々な機種の模型と共に機体壁の一部が展示されており、機体が次第に大きくなっていったのに対し、機体の壁を薄く・丈夫にしながら機体を軽くしていった様子が見て取れます。

夏休みの自由研究なのでしょう。小学生が熱心にメモを取っていました。

その後3つのグループに分かれ、全員ヘルメットを被っていよいよ機体メンテナンスセンターの見学です。
廊下の突き当たりのドアを開けた途端、目の前に機体メンテ工場が一望の下に広がりました。広さは後楽園ドームの2倍弱、天井高は40mもあるとか。同時に5機の整備が可能な広さだそうです。
海風が吹き抜け、石の床からは冷気すら感じられて、思わず皆「わぁーっ、涼し~い」と歓声を上げました。丁度、整備中のボーイング787が点検整備中で、座席や扉、車輪などが取り出されて整然と並べられ、そのジャンボな機体は両脇から足場で挟まれる格好で、休んでいました。
足場は4階建て、機体の大きさが実感できます。大小のタイヤもズラリと勢揃い。タイヤの溝は縦縞が数本あるだけ。自動車のタイヤとは大違いです。エンジンも取り外されたものが床にそのままデン!と置かれて、思わず手を伸ばして触りたくなる気持ちを抑えるのが大変でした。

787機のコックピットの下も開け放たれていて、前車輪が畳まれて収納されている様子が覗けました。当然のことながら機体の中へは入れませんでしたが、作業の様子はそこここで垣間見る事ができ、こうした人々の一つ一つの作業の積み重ねによって運行の安全が守られているとの感を強くしました。

開け放たれた整備場の脇を離陸に向けて助走する飛行機が次々と走り抜けて行きます。「手を振ってみて下さい。操縦席から手を振りかえしてくれますよ」とのガイドさんの声に誘われて私たちも子どもの頃に帰り、しばし手を振り続けました。

ANAの機体工場らしい所でと、聳えるエンジンの前での記念撮影となりました。「あったか・明るく・元気な」ガイドさんのご案内で、10分も時間オーバーした愉しく豊かな見学会となりました。

ANA機体整備場 羽田国際空港ビル内4階・江戸小路

その後は次の見学場所「羽田国際空港ビル」に移動。
このビルは昨年4月に開港したばかりの新しいターミナルで、館内は閑静で落着きのある雰囲気でした。4階へ足を伸ばすと日本の伝統や文化が体験できる「江戸小路」があり、「おもてなし」をコンセプトとした食事処とショッピングができる名店が軒を連ねてなんだかホッとする場所でした。

昼食場所はそのうちの一軒和食の店に入りゆっくりと落ち着いた個室で昼食を堪能することができました。
昼食後は5階の展望デッキへ移動し、離着陸する各国の飛行機を眺めながら、昔各自が訪れたことのある国の旅に思いを馳せていました。その後はそれぞれショッピングを楽しみながらの解散となりました。 
                                        (北澤+A 記)



被災地支援ボランティア活動報告
                       2期生
                              小杉 弘江
                              藤波 聖子
                              麻生 恵美子
2011年11月、2012年5月に続いて、今年も5月下旬に2期生3名で2か所の仮設住宅集会所を訪問し、手仕事やお喋りをする「お楽しみ会」の活動を行ってきた。

昨年まではミニマフラーやポシェット作りなど編み物がメインの活動であったが、高齢者には目や肩が疲れてしまうのではないかと思い、今回はどなたでも参加できる「ちぎり絵」を作ることにした。「ちぎり絵」は作りながら話もでき、また出来上がった作品を仮設住宅で飾っていただくこともできるのではないかと考え準備した。
 
1活動スケジュール
日程 2013年5月23日(木)~25日(土)
・5月23日(木)まごころの郷「はーぶの郷」
・5月24日(金)午前中 釜石市中妻昭和園仮設住宅集会所
          午後  大槌町小鎚仮設住宅集会所
・5月25日(土)午前中 “大槌町被災地・語り部ガイドツアー”
        釜石市→大槌町役場(献花)→江岸寺→水門→JR山田線大槌駅跡→
        城山→大槌赤浜→安渡小学校→吉里吉里(蓬莱島)→復興食堂
 
2活動内容
<5月23日(木)>
まごころの郷「はーぶの郷」での草取り等
まごころの郷は、遠野まごころネットがボランティア活動の中心に据えていて、現在大槌町内に3か所ある。仮設住宅入居者や地域住民のための協働の畑やコミュニティースペースがあり、その中のはーぶの郷で草取りや花がら摘みをした。
 「はーぶの郷」 「花が咲きはじめました」

<5月24日(金)>
「お楽しみ会」(ちぎり絵&歌&お喋りの会):2か所の仮設住宅集会所にて
 朝9時過ぎに釜石市の仮設住宅集会所に到着したが、朝のラジオ体操をするためか皆さん既に集まっておられた。
2か所とも男性も加わり、和紙をちぎったりお喋りをしたりと大変賑やかであった。 今回は民謡や童謡などをバックグラウンドミュージックとして流したので、皆さん歌を口ずさんだり、リラックスされたりして弾けるような笑顔に接することができた。
「釜石市中妻昭和園仮設住宅集会所」 「大槌町小槌仮設住宅集会所」

<5月25日(土)>
 “大槌町被災地・語り部ガイドツアー”への参加
今まで大槌町を訪問するときは内陸部に位置する遠野まごころネットの本部・遠野市内の宿泊施設と大槌や釜石の仮設住宅集会所との往復だけであった。
そこで今回は活動終了後に初めて「おらが大槌夢広場」(一般社団法人)が企画している“大槌町被災地・語り部ガイドツアー”に参加した。今なお残る生々しい風景や説明を見聞きして、改めて東日本大震災による被災地の厳しい現状を垣間見た思いであった。

瓦礫処理は何処も大方終わっているが、その後の未来図については行政と住民の間に大きな乖離があるように感じられる。被災現場は過去に随分メディアで紹介されていたところも多かったが、やはり自分の足でその現場に立ってみることの大切さを実感させられたツアーであった。

町長を含めて町職員の約3割、40人が犠牲になった大槌町役場ではささやかながら献花もさせていただいた。
 「大槌町庁舎」  「JR山田線の流された大槌町駅舎と線路跡」

3活動を終えて
この度の私たちの活動に対し、RSSC同窓会気仙沼支援プロジェクトからご支援(ちぎり絵キット・お茶菓子に係る経費)をいただきました。有難うございます。
別れ際に仮設住宅に住む女性たちから「遠いところから度々訪れてくれて有難う」、「今度はご馳走を作って待っているね。また来てね」と励ましの言葉を掛けていただき、「行ってよかった!お会いできてよかった!活動できてよかった!」と逆に感謝の気持ちで一杯になりました。

何度も同じ仮設を訪問していると見えてくるものがあります。それは当初は面識のなかった住民同士に、仮設で新たに生まれた絆を確認できたことです。また一方では部屋に閉じ籠っている人がいるという見えない事実も耳にしました。今後どのような活動が必要で、私たちに何ができるのか・・・これからも心を寄せていきたいと思っています。


二期の会 「山手線各駅徒歩巡り 池袋~上野編」
五月晴れのもと、2013年度二期の会活動計画の第一弾を5月6日に無事達成する!
 行程:池袋駅→上野駅の八駅 タイム4時間35分、21400歩、1万4980m 

第二弾は時期未定なるも、コースは上野駅→品川駅までの九駅を予定しております。
(新装なった中央郵便局(KITTE)、皇居遥拝、芝増上寺、三田町の開祖~鎮祀1300年余を誇る御田八幡神社、四十七士の泉岳寺等、道中には拠りどころ見どころが一杯です)

歩け、歩けの効果は絶大!
普段利用する電車の車窓から眺める景色は“なんとなく”で終わり、車内の物言わぬ人、人、人の群れは衆生の縁とは無関係!平素、無感動、無感覚で過ぎ去る時間のなんと多いことか。

「頬を撫でる風に季節を感じる!」
「おばあちゃんの原宿、巣鴨のお地蔵さんには一度来たかった。お参りできて良かった!」
「下町商店街のざわめきやあの匂い、この味は少年の日々を想いださせる!懐かしい」
「ヤネセンNOW~谷中,根津、千駄木~はTVや雑誌で知っていたけれど、若者が多いのには吃驚した!さすが下町の人気のスポットだ」
「東京は思ったより“坂”の多い街!団子坂、道灌山下、動坂下の地名に歴史の重みを覚える!」 

我がRSSC生は詩人の魂を持っております。
路傍の草花にカメラを向けて羽を休める蝶にシャッターを押す心優しき人あり、神社仏閣、史跡の故事来歴に該博な知識を有する人ありと我等の仲間はとても多彩で頼もしい。
変貌著しい東京ですが、変わらぬスポットは今尚都内の其処かしこに点在しています。
老舗の看板,仕舞屋風の玄関先に並んだ鉢植えを目にした時はホットした気分になります。
電車に乗っている時間はせいぜい16分ほどの距離なのですが、今回は参加者全員の健脚の賜物により多くの発見や“未知との遭遇”もあり(ゴール直前の鶯谷駅手前で経路変更して“桃源郷”にさまよい込んだり!)収穫大の一日となりました。


たかがウオーキング、されどウオーキング!
共に晩学した級友の皆様方と、周囲の景観を愛でながら次の駅を目指す!本企画がさらに実り多いものとなるよう皆さんからのアイデア、ヒントをお待ちしております。 (代表の藤田哲三さん宛てにどうぞ)
 
当会がRemembering times and placesになることを祈っております。



二期の会 2012年度活動実績

 項 目 開催月日   内 容 (担当)
 ①同窓会総会(第一食堂)  5月18日(金) 1~4期生93名参加、 2期生30名参加
糸魚川理事長講演、懇親会
 ②明治神宮散策  6月12日(火) 17名参加
明治神宮御苑の花菖蒲、清正の井を散策
南国酒家でランチ
 ③講演会  9月20日(木)  28名 参加 佐々木先生 セントポールズ会館
「宇宙と生命のはじまり 最近の話題から」
終了後 クーポラで懇親会
 ④ホームカミングデー  10月21日(日)  バザーに協力
 ⑤清里合宿 (清泉寮)  10月24日(水)~25日(木) 31名参加
軽井沢浅間プリンスホテルでランチ、小諸懐古園、清泉寮 星空観賞、淺川記念館、果物園
今年担当ゼミ;上田ゼミ、佐野ゼミ、佐々木ゼミ
北山ゼミ
 ⑥お台場・科学未来館見学と隅田川クルーズ  11月19日(月)  お台場 日本科学未来館見学とランチ後
隅田川クルーズ、浅草見学
 ⑦同窓会 講演会 12月15日(土)  立花 隆氏講演「 日本の再生」 7102教室
330名参加(同窓会員180名、2期生50名)
日本の再生は科学技術にあるとし、日本の科学技術分野で世界一を誇る技術について講演
親睦会(1~5期生)132名(2期生29名)
 ⑧大相撲初場所観戦とちゃんこ鍋を楽しむ会 1月27日(日)  20名参加
大相撲初場所 千秋楽観戦
 ⑨総会  3月29日(金)  56名参加 リビエラ東京  
2013年度活動計画
会員活動報告


二期の会2013年度総会の報告
今年も「二期の会総会 ~ランチとおしゃべりする会~」を池袋リビエラ東京で3月29日(金)開催し、56名の参加者がありました。11時30分藤田哲三会長の挨拶に始まり二期の会報告、ピアノ演奏、狂言、活動報告、近況報告、「ウクレレ合唱鈴懸」の演奏&みんなで歌おう、と和気あいあいの雰囲気のなか会は進みました。総会の主な内容は以下のとおりです。

二期会報告:2013年度活動計画の紹介と2012年度活動実績の報告。

ピアノ演奏:ピアニスト・吉田 由紀子さん
グリーグやショパンなど春にふさわしい4曲を演奏

狂言:二の期生・島田一郎さん、小舞「雪山」の披露
乾杯後、7テーブルで昼食をとりながら、以下の活動報告と近況報告などの紹介

活動報告(3件)
①「震災支援プロジェクト(気仙沼支援)」報告者:山田利之さん
震災の現実を目で見て理解して、直接の震災支援行うことを目的に、昨年訪れた「階上中学校仮設住宅」及び「キッズルーム(おひさま)」に対する活動が報告される。また、それぞれの代表から頂いたらお礼の挨拶が紹介される。
②「バングラデシュ支援プロジェクト」報告者:福井規公子さん
アジアの貧困とNPO/NGO支援研究会バングラデッシュスタディツアーの一環として、昨年のホームカミングデーのRSSCバザー収益金を「ごはん基金」として届けに行ったときの状況の紹介。
③同窓会研究会・同窓会活動報告 報告者:各代表者
異文化研究会、ウィメンズクラブ、読書会アイビー、ワイン同好会、ゴルフ同好会などからの活動報告。

近況報告(2件)
①学習支援ボランティア活動 報告者:森國昭さん・名古屋育子さん・平澤眞由美さん
埼玉県の事業である生活保護受給世帯の中学生への学習支援(アスポート教育支援活動)について、参加の動機や活動についての感想の紹介。
②SP(標準模擬患者/模擬患者)活動 報告者:山越啓子さん
SP会の目的・意義、参加の動機や参加してみた感想についての紹介。

「ウクレレ合唱鈴懸」の演奏&みんなで歌おう
「ウクレレ合唱鈴懸」演奏後、「ウクレレ合唱鈴懸」伴奏で、「銀座カンカン娘」、「鈴懸の道」、「今日の日はさようなら」他8曲をみんなで熱唱。最後に集合記念写真を撮って会はお開きとなる。今回残念ながら参加できなかった皆さまの参加をお待ちしています。


(世話人:麻生、北澤、小杉、平澤、佐藤(晴)、秋吉、深瀬、福田、山田)
写真提供:宮下さん     坂元記

大相撲初場所観戦とちゃんこ鍋を楽しむ会
二期の会の1月イベントは大相撲観戦とちゃんこ鍋を楽しむ会を2013年1月27日(日)に開催し20名が参加しました。



大相撲初場所の千秋楽の熱戦を観戦、今場所で引退する高見盛の取り組みは十両にも関わらず大歓声で仕切り前に胸をたたくしぐさで大いに盛り上がり千秋楽は白星でした。幕内は日馬富士が結びの一番で白鵬を破り全勝優勝を達成しました。テレビで見るのと違って生の勝負の迫力はすごいものがあり力士の立会いのぶつかる音も聞こえ相撲の醍醐味を堪能しました。



表彰式には安倍首相、猪瀬東京都知事も出席し内閣総理大臣杯、東京都知事賞を授与し場内の喝采を浴び大いに盛り上がりました。 打ち上げ後ちゃんこや「吉葉」で新年会を開催。元宮城野部屋で店内に土俵があり特製ちゃんこを頂きました。土俵での相撲甚句を聞きながらの楽しい新年会となりました。

                    (世話人: 秋吉、川口、中田、深瀬、福田)

二期の会  「大人の社会見学報告」
11月19日 (月)、『お台場・科学未来館見学及び墨田川クルーズ』を実施しました。

初めは、宇宙飛行士の毛利衛氏が館長を務めている科学未来館の見学です。ここは10年ほど前に設立され、地球や自然と人間のつながりを科学の力を利用して問い直す施設です。今とても気になる日本列島周辺での地震の起こる構造や現状、地球環境の変化などについて科学的に分析し、それを展示物やスタッフの方の説明で私たちにもわかりやすく紹介されていました。さらに、先日宇宙ステーションから帰還した星出さんのような宇宙飛行士が暮らしていた様子(食べ物・トイレなど)を再現した模型が置かれていて、その生活を想像できるようになっていました。

また、一階から五階までの吹き抜けの空間には、今、自分が立っている地球を宇宙から見ることができる大型地球ディスプレイ(ジオ・コスモス)があります。気象衛星がとりこんだデータを使って地球上の雲の流れを映したり、世界各地の気温の変化をあらわしたりするなど地球の今の様子を映し出しています。私たちに「自分自身と地球とのつながり」を感じてほしいと願って作ったものだそうです。今回の見学では、全部のコーナーを観ることができなかった方は、ぜひ再度お出かけください。

     

次は、お台場の港やレインボーブリッジが一望できる『デラックス東京ビーチ』のレストランでの昼食会です。中華や洋食・和食などいろいろな料理が並んでいて、好きなものをお腹いっぱい食べることができたようです。ちょうどそのころ空を覆っていた雲が薄くなって、これから行く浅草方面の景色や港の周りの様子もよく見えてきました

最後は海上バス「ホタルナ」での墨田川クルーズです。川とは思えないような広い水面をゆったりと浅草へ向かっていきました。両岸にある高いビルや庭園などを見ながらも、昔の墨田川岸にあった大きな倉庫や工場の風景を思い出している方もいたようです。また、たくさんの橋を潜りながら、最新の技術で作ったがっちりした橋やかって事務所として使っていた建物や機材が残っている橋などがあり、それぞれの橋にいろいろな歴史を感じました。浅草が近づくにつれて、国技館や家並みが少しずつ見えてきて、吾妻橋近くのスカイツリーがよく見える船着き場へ到着しました。その後、秋吉さんの案内で、浅草寺の周辺を歩き「浅草界隈の散策」を楽しみ、参加者は20名でした。 (記 森 國昭)
                               (世話人: 斎田、北澤、平澤、名古屋、森 )

2012年二期生清里合宿記
10月24日(水)
今年の清里は4回目にして初の試み、紅葉の季節での実施となった。どんな風景に出会えるのか期待しつつ、いつもの芸術劇場前に31名が集う。昨日の悪天候から一転、抜けるような晴天の中、8:30バスは定刻通り出発。最初の目的地は軽井沢浅間プリンスホテル。ここで特別記念の信州カレーランチの昼食。サラダ・ジェラート・コーヒーが付いてなんと1500円!幹事の腕の見せ所、さらにビール・林檎ジュースでグレードアップ。単に幹事が酒好き、とは陰の声。特筆すべきは、今朝初冠雪をみたという浅間山を正面に臨むダイニングルームからの開放的かつダイナミックな眺め。景色が最大の御馳走でした。


「秋晴れの浅間仰ぎてカレー食ぶ」

次に向かったのは、小諸懐古園。ボランティアガイドさんの案内で徳川家達(いえさと)の筆になる「懐古園」の扁額がかかった三の門、徴古館、苔むした野面石積の石垣、樹齢500年の大ケヤキ、藤村記念館などを見学。秋を全身に感じながらの散策を楽しむ。若かりし頃を思い出し藤村の「千曲川旅情のうた」「初恋」を口ずさむ人も。同世代のガイドさんは草笛を披露して下さったり熱のこもった案内で、あっという間に予定時間に。清里へ向かう車中、長野県出身の石川さんより県歌「信濃の国」を伝授され、合唱となる。

17:00清泉寮到着。キープ協会の黒田理事がわざわざ予定を変更し、我々を出迎えて下さった。夕食は新館ホールの予定がレストランへ嬉しい変更。お陰でいつもよりゆったりと美味しい料理を堪能できたと、大好評。御守チャプレンの食前の御祈りもすっかり二期生名物となった。夕食の後は、星空観察会。あいにくの空模様で月のクレータ観察だけで室内に戻り、スライドによる星空観賞となったのがちょっと残念。

20:00お待ちかねの懇親会。先ずは明日行く「浅川兄弟資料館」のためのお勉強から。佐藤信さんのレクチャー、ビデオで準備万端。しっかりお勉強もするのがRSSCのいいところ。その後は、美女たちによる華麗なフラダンス、大和さんの南京玉すだれ、ウクレレ合唱団に合わせて皆で歌ったりと大盛り上がり。最後に「二期の会」の活動計画、次年度の合宿幹事ゼミの発表など、予定時間を大きくオーバーしお開きとなった。皆マイクが大好きなんだから・・・
飲み足りない、話足りない人たちは幹事部屋で二次会となり、清里の夜は更けていった。

10月25日(木)

本日も快晴。来年の予約を入れて、清泉寮を後にする。バスの運転手さんの計らいで、川俣渓谷に掛かる赤い橋(東沢大橋)からしばし絶景を楽しむ。それぞれ清里の秋を心に刻んで、「浅川兄弟資料館」へ。昨夜の予習で、学芸員さんの説明もすんなり頭に入った、かな。日本の植民地統治下で朝鮮人から敬愛された日本人の姿は尊く、衝撃的でさえある。領土外交問題が火種になっている昨今、大いに考えさせられ宿題をもらった気がした。

最後の目的地は「見晴し園」 林檎と葡萄のW狩りを楽しむ。食べ放題だが、この後の昼ご飯を気にしつつ、でも食べる。そして大きなほうとう鍋を囲んでの昼食。「たべられないよ~」と言いつつ、やっぱり食べる。いいのいいの、食べられるのは元気な証拠。パンパンのお腹とお土産の葡萄を持って帰路につく。バスでは、平澤さんセレクトの懐かしいポップスが流れ、心地いい眠りに誘われる人、おしゃべりが尽きない人・・・


「甲斐の山装ひて友みな優し」

15:30池袋到着。4回目の合宿も無事終了。秋の清里も素敵でした。来年も同じ時期の実施予定なので、残念ながら今回参加できなかった方もぜひ。
        
(記・川口ひとみ)

二期の会 「講演会報告」
2012年9月20日(木)、RSSCの講師「地球環境の変遷と未来」講座担当、佐々木研一先生を講師にお招きし、セントポールズ会館「芙蓉」に於いて講演会を開催しました。28名の方が参加し、演題「宇宙と生命の始まり―最近の話題から」に興味を持ちつつ「宇宙と生命」という内容に少し緊張しながらも、久しぶりの講義の雰囲気に心地よい緊張感を味わいながら、耳を傾けることができました。

講演内容は、①「宇宙のはじまり」ビッグバン仮説、宇宙の年齢、宇宙の構成、②「生命の始まり」生命の定義、探査機はやぶさへの期待の一つ、生命の痕跡(素材)の有力候補(アミノ酸)、という話題でした。

アミノ酸は地球外で生まれ、地球にたどり着いたという説で、直線偏光と円偏光の説明では、先生ご自身が実験道具(リボン)を持ってきて、実験を披露して頂きわかりやすく説明をして頂きました。最近の話題としての、「はやぶさが持ち帰った試料」、「D型アミノ酸が生体中に見つかる」はとても興味深い話でした。難解な内容ではありましたが、なぜかロマンを感じさせる宇宙の不思議さを感じる講演でした。

(熱心に先生の講演に耳を傾ける二期生の皆さん)

講演後、近くのレストランで懇親会を開きました。こちらの方にもほとんどの方が参加され、佐々木先生に科学に関する質問をしながら楽しい雰囲気のなか、終了することができました。

(世話役:宮下、山下、平澤、福田、秋吉)

二期の会「明治神宮散策」報告
「明治神宮散策」を6月12日(火)9時30分より12時まで17名(女性7名、男性10名)の参加者で実施しました。
9時頃から雨の予報で心配していましたが、二期の会のために雨も我慢してくれ、暑くもなく寒くもなく約1300株の菖蒲を堪能し明治神宮散策を楽しんできました。

神宮南門鳥居前 御苑(菖蒲田)

原宿駅を出て跨線橋を渡って右に南門の鳥居が見え、そこからから明治神宮の杜です。東京の中心に森林浴ができる広大な場所があるのには驚きです。
私たちが散策をしたコースは、大鳥居をくぐり、御苑に入園して人気のパワースポット清正(きよまさ)の井(いど)で湧水に手を浸しパワーを頂き、菖蒲田で花菖蒲を楽しむ。途中で二匹の可愛い狸に出くわすハップニングもあり、森の中を散策していることを実感する。

菖蒲の花を観賞した後、御社殿(本殿)参拝をする。大晦日から正月三ヶ日は、約300万人もの参拝者が訪れ大混雑する場所だが、今回はゆっくり参拝をすることができました。参拝後は、本殿の裏側をゆっくりと神社の杜を散策した。このコースは観光客はほとんどいなく、静かな杜の中をゆっくりと森林浴できました。最後に、文化館で休憩をとり、昼食の場所へ移動する。

昼食は「南国酒家」原宿本館の個室にてとりました。二期の会会長藤田さんの挨拶に始まり、近況の語らいから現在の政治の状況、原発の状況と話題はつきず、落ち着くところは健康の話になりました。耳を傾けていると、皆さんそれぞれ専門のネットワークをもっており、体調を崩したとき、治療や入院などを考えるときには一度このネットワークを持っている方に相談すすることも大事ではないかと思いました。

午前中は静かな神宮の杜を散策し、昼食で仲間とゆったりと会話を楽しんだ一日でした。この店を出るころには梅雨らしい雨が降り始め、さらに元気な仲間は「渋谷ヒカリエ」へ見学に出かけました。参考までに、明治神宮について紹介し、報告といたします。

明治神宮といえば、かなり古い歴史のある神社と思われる方が多いかもしれませんが、意外に歴史は浅く、明治天皇の崩御の後昭憲皇太后が崩御になり、ご神霊をおまつりしたいとの国民の熱意により、大正9年(1920)11月1日に、当時緑の深い代々木の地に明治神宮が創建されたのだそうです。

創建当初、当時の学者たちは100年後の自然の状態を考え、椎・樫など照葉樹を植えることに決定しました。ところが当時の首相(大隈重信)は伊勢神宮や日光東照宮に倣い杉林にすべきとの主張に対し、林苑関係者は断固として反対し、関東ローム層の代々木では杉は不向きで都会には適さないと説明して、ようやく納得させたとのことです。日本全国から365種、約10万本の献木と、のべ11万人の勤労奉仕によりつくられた理想の人工の森が現在の神宮の杜です。

(世話役:小杉・秋吉・坂元) 坂元記




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